ニュースリリース

2011年 サッポロビール マーケティング方針

2011年01月12日

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 2011年のサッポロビール株式会社は、持続的な成長に向け、ビール(家庭用、業務用)、焼酎、ワイン、そしてRTDの各事業分野を通じて「お客様感動No.1」企業を目指すとともに、経営構造改革を進め、売上・利益の達成に精力的に取り組みます。

Ⅰ.2010年の振り返り
 昨年のビールテイスト総需要は、記録的な猛暑にもかかわらず、他の酒類・飲料への消費移行、輸入新ジャンルの拡大などの要因により、前年を2%強程度下回ったものと推定しています。
 ジャンル別には、発泡酒は大幅減となり、一方で新ジャンルは、やや伸び率が鈍化したものの、二桁近い成長を記録しました。
 当社は、このような厳しい環境の中、2007年に掲げた新経営構想に基づいて持続的成長に向けた体質強化を進めており、ビール事業では売上函数が前年実績を越え、また、それに続く柱と位置付けているワイン・洋酒事業で4期連続、焼酎事業で3期連続の黒字を確保できる見込みです。

1.ビール事業(RTD含む)
主力ブランドへの集中が奏功し、「麦とホップ」が前年実績を20%以上上回るとともに、生誕120年を迎えた「ヱビス」が前年を上回る好調を維持、また黒ラベルが家庭用を中心に手堅い動きとなった結果、2004年以来6年ぶりに売上実績で前年越えを果たしました。
また、家庭用のRTD商品として発売した「ネクターサワースパークリングピーチ」は、味覚とそのオリジナリティで若い女性を中心に大きなご支持を頂戴し、好調に推移しました。

*2010年 ビール事業(RTD含む)の売上実績は印刷用PDFをご参照下さい。

2.ワイン・洋酒事業
 売上高は前年を下回りましたが、利益ベースでは、増益の見込みです。
輸入ワインにおいては、新商品「モスカート」を投入した[イエローテイル]や、9月に発売した直送直詰チリワイン「ペリート」が好調に推移しました。
 国産ワインでは、酸化防止剤無添加ワインも合計で前年を上回り、好調に推移しました。また、近年注目される国産ぶどう100%プレミアムワイン「グランポレール」シリーズが、品質を評価され、伸長しました。

3.焼酎事業
前期から取り組んだ不採算商品整理を中心に、持続的な利益体質へ転換する年となりました。
 ブランド別には、3月にリニューアル新発売した「トライアングル ジンジャー」が、“ジンジャーハイボール”の提案により、大きく成長しました。
 本格焼酎は、麦焼酎「和ら麦」が福岡国税局酒類鑑評会にて“本格しょうちゅう部門大賞”を受賞するなど評価も高まり、麦焼酎市場が伸び悩む中、前年越えを達成しました。
 また梅酒が「白加賀でつくった梅酒」や「うれしい梅酒」の新発売などにより大きく伸長しました。



Ⅱ.2011年マーケティング方針
 
 本年のビールテイスト総需要は98%と予測をしています。
当社は、サッポロらしい存在感を示し、更なる収益性の向上と、企業価値=ブランド価値の向上に取り組むとともに。「お客様満足」を越えた「お客様感動」を実現していきたいと考えます。

1.ビール事業(RTD含む)
 昨年同様、徹底した「選択と集中」により、持続的成長を実現することが基本戦略となります。具体的には、まず第1に、ビール事業部門で売上函数の3/4を占める「ヱビスブランド」、「サッポロ生ビール黒ラベル」、「麦とホップ」に戦略的に経営資源を集中し、新ジャンルとビールで計画を中心に、市場でのプレゼンス向上を図ります。
加えて、市場の変化に伴い、拡大が予想される「ノンアルコールビールテイスト飲料」、家庭用ビール市場との代替性が高い「RTD」の2つの市場において、サッポロの強みを生かした商品展開を行い、成長への布石を打っていきます。





(1)3本柱への集中

①ヱビスブランド
  本年は 「ヱビスビール」と「シルクヱビス」の2ブランドに注力し、お客様にとって魅力 
 的なヱビスの世界を更に実感していただけるよう、マーケティングを展開します。
  ヱビスブランドの根幹である「ヱビスビール」のコミュニケーションでは、昨年に引き続 
 き好感度の高い「役所広司さん」を起用し、日本の四季や風情とともに楽しむヱビスをテーマに、今の時代だからこそ「ちょっと贅沢なシーン」を描いていきます。
  また、昨年2月にオープンしたヱビスビール記念館(渋谷区恵比寿)のスタッフによる外
 部セミナーを実施し、ヱビスならではのブランド体験の場を拡大していきます。
  ヱビスブランドの第2の柱「シルクヱビス」は、昨年獲得したトライアルを定着化するた
 め、上品で軽やかなヱビスとして、2月23日からリニューアル発売します。
 
 ②サッポロ生ビール 黒ラベル
  発売34年を迎える今年、黒ラベルは、「生のおいしさ」を更に追求、当社独自の「旨さ長
 持ち麦芽」(注1)を新たに採用することで、できたての生ビールの一口目の旨さを更に追及する、クオリティアップを実施します。
 コミュニケーションも昨年好評であった妻夫木聡さん主演の「大人エレベーターシリーズ」を継続。クオリティアップと併せて、「進化した生のうまさ」を訴求する新シリーズをオンエアします。併せて、その新CMと連動させたキャンペーンを大々的に実施します。
  (注1)ビールの風味を劣化させる成分(LOX-1(ロックスワン):脂質酸化酵素)を持たない大麦から生まれた麦芽。

③麦とホップ
 年初から中味、パッケージデザインを一部リニューアルし、その後の売上も好調に推移しています。コミュニケーションは、昨年から引き続き「田村正和さん」「仲間由紀恵さん」にご登場頂き、強力に「ビールと間違える旨さ」を訴求していきます。
  

(2)拡大分野での成長の布石

①RTD
 昨年発売した「ネクターサワースパークリングピーチ」に加えて、当社の独自性を生かした新商品の検討を進めています。

②ノンアルコールビールテイスト飲料
 拡大する市場に未だ大きく存在する、「味覚」「品質感」に対する未充足ニーズにお応えする新商品「サッポロ プレミアムアルコールフリー」を発売します。

* 2011年 ビール事業(RTD含む)の売上目標は印刷用PDFをご参照下さい。


2.ワイン・洋酒事業
 輸入ワインでは、「[イエローテイル]バブルス」のリニューアルをはじめ、「ベリンジャー」、「ミティーク」、「サンタ・リタ」の4大ブランドのブランド力強化を継続して行います。
 加えて、伸長するロゼワイン市場での新商品投入するなどして、積極的なマーケティングを展開していきます。 
 国産ワインでは、2011年9月にリニューアルオープンする「グランポレール勝沼ワイナリー」を情報発信の基地として、プレミアムワイン「グランポレール」のブランド力を一層強化します。また、カジュアルスパークリングワイン「やさしい泡のスパークリングワイン」を新発売、酸化防止剤無添加ワインにおいて「たっぷり無添加シリーズ」のリニューアルを実施するなど積極的なマーケティングを展開していきます。

* 2011年 ワイン洋酒事業の売上目標は印刷用PDFをご参照下さい。


3.焼酎事業
 焼酎事業を更に強化するために、売上拡大に向かって、新しい商品提案を積極的に行っていきます。売上目標の実現に向け、市場別に重点ブランドを明確にして戦略展開します。
 家庭用市場向けには、本格焼酎に対するお客様の潜在ニーズに応える新商品「本格麦焼酎 ささいなた」を3月2日(水)に新発売、まずは首都圏エリア限定販売から始め、将来的な拡大・成長を目指します。また、業務用市場向けには、本格焼酎の和ら麦・からり芋の情報発信を強化していきます。
 さらに、家庭用・業務用を問わず、「トライアングル ジンジャー」でジンジャーハイボールの新しい提案を行っていきます。同様に梅酒も、魅力的な新商品投入により新たな展開に努めます。

* 2011年 焼酎事業の売上目標は印刷用PDFをご参照下さい。




以上

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