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Chinese Restaurant
Season

「四季」を意味する店名そのままの、季節感溢れる中国料理を提供する「Season」。中華の固定概念を覆すモダンな料理がお客様を魅了し、オープンから4年にして神戸屈指の名店に数えられるまでになった。

 「中国料理でありながら、季節を感じられる料理を提供したかったんです。その思いを店名にも込めた。30年近く中華の料理人として歩んできた経験を生かして、新しい中国料理をつくりたいと考えました」
神戸・三宮に2014年8月、「Chinese RestaurantSeason」をオープンした香山昌司さんは、開口一番こう熱く語ってくれた。その言葉通り、同店で提供される料理は既存の中国料理店とは一線を画すもの。華やかなビジュアルや洋食器を使った盛り付けが目をひくが、料理そのものも香山さんの言う“新しい方向性”を強く感じさせる。コンセプトはずばり「素材を活かしきる」ことだ。

コストは料理に注入する

 それには素材自体の品質が高くなければならない。売り物の鮮魚については、香山さん自ら毎朝、明石卸売市場に足を運んで仕入れる。エビやカニ、貝類は活けのものを入手し、店内に設置した水槽で保管。調理直前に捌くわけだから、鮮度のよさは折り紙つきだ。
「やはり自分の目で見て、納得のいくものを仕入れることが大事。また業者と相対して信頼関係を築いてこそ、いいものを安定して入手できます。売り物の天然明石鯛などはそうしてルートをつくってきました」と香山さんは言う。
メニューはランチが1080~4320円のコース3種、ディナーが5400~1万2960円のコース3種。他に飲茶や一品料理もあるが、ほとんどのお客様がコースを注文する。写真では5400円のコースを紹介したが、活けの鮮魚を使った料理2品を含む全8品という充実した内容。これは圧倒的なお値打ちといえよう。
この価格で提供できる第1のポイントは先述した仕入れにあるが、もうひとつ夫婦2人で運営していることも見逃せない。人件費などのコストを極力抑え、その分を原価に投入しているのである。調理は香山さん、サービスは奥様の恭子さんがすべてまかなう。
それを可能にしているのが、香山さんの高い技術だ。神戸西神オリエンタルホテルで副料理長、有馬グランドホテルで料理長を務めた経験を生かし、巧みに調理作業をスケジューリングしてタイミングよく料理を仕上げていく。それを客席に届ける恭子さんのホスピタリティ溢れるサービスもまた、同店の大きな魅力だ。

「価値あるもの」を提供

 「いいものをできるだけ安くという考えは大事ですが、“安売り”はしない。当店の価格も絶対額としては決して安くないわけです。その価格で安いと感じていただける価値を追求していきたい」と香山さん。
「価値あるものを提供する」という考えはドリンクにも貫かれている。2年前に導入したヱビス マイスター〈樽生〉もそのひとつであり、いまやドリンクの看板メニューとなっている。他にも、樽詰スパークリングワインのポールスターや、赤白ともに豊富なワインなど、料理との相性を踏まえた品揃えの追求に余念がない。こうした飽くなき探求心もまた、顧客の熱い支持を得る要因といえよう。

売れ筋の蘭花コース(1人5400 円)。上写真は手前左から時計回りに、ミル貝の湯引き、ズワイガニと黄ニラのフカヒレスープ、天然明石鯛の中華風お刺身。この後、飲茶三種盛りを挟んでメイン料理へと続く。ヱビス マイスター〈樽生〉はグラス648 円。
蘭花コースのメイン料理以降の料理。手前から剣先イカと車エビの黒胡椒炒め、姿アワビの青唐辛子ニンニク蒸し、炭焼き叉焼のネギ汁そば、デザートプレート。

自慢の一品天然明石鯛の中華風お刺身

すべてのコース料理に組み込んでいる定番料理。明石卸売市場で買い付けた天然の明石鯛の刺身を、さまざまな薬味や具材と一緒に醤油ベースの特製のタレを混ぜ合わせて食べていただく。コースでは1 人前ずつを盛って提供するが、写真は単品料理として提供する際のスタイルで、価格は1728 円。毎朝仕入れる鮮魚の品質を前面に打ち出しつつ、モダンな感覚を取り入れた、同店を象徴する料理のひとつだ。

繁盛ポイント

中華の固定概念を覆す
季節感溢れる料理の数々

四季折々の素材や味覚を織り込んで料理を仕立て、華やかなビジュアルで既存の中国料理にない季節感を表現。地元産の野菜を使うなど、地産地消の考え方も取り入れる。

店主自ら毎朝市場に赴き
鮮魚の品質を徹底追求

主力素材の鮮魚はオーナーシェフの香山さん自ら毎朝5 時に明石卸売市場に赴いて仕入れる。看板の天然明石鯛など、この価格では考えられないクオリティの高さだ。

夫婦で運営しコストを圧縮。お値打ちをとことん高める

「コストは料理が最優先」という考えから、夫婦2 人だけで店を運営。スチームコンベクションオーブンなども活用し、高いクオリティを維持しながら効率的な調理を行なう。

SHOP DATA

店名/Chinese Restaurant Season
住所/神戸市中央区下山手通2-5-6 中央ビル1F
電話/078-332-4788
店舗規模/20坪24席
営業時間/11:30~15:00 17:30~21:00
定休日/火曜日
客単価/昼2000円、夜6000円
1日平均客数/昼30人、夜20人

  • エビやカニ、アワビなどの貝類は生きたまま市場で仕入れて店内に設置した水槽に放す。オーダーごとにここから取り出して調理。
  • 客席はテーブル席とカウンター席で構成。スタイリッシュかつシンプルな内装は、料理のコンセプトとも通じるものだ。
  • 神戸中心部を南北に貫くトアロード沿いに立地。飲食店の数は他の通りと比較して少ない。外観もそれに合わせて落ち着いた雰囲気。
  • オーナーシェフの香山さんと、サービスを担当する奥様の恭子さん。常に夫婦2人揃ってお客様に笑顔で対応する。
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