ポッカサッポロ、男性社員の育児休業取得率100％を初めて達成

ポッカサッポロフード＆ビバレッジは、 2024 年度 (2024 年 1 月～ 12 月 ) において、同社原籍の男性社員の育児休業取得率※ 100 ％を初めて達成したと発表した。

同社は、人事ポリシー｢自立し挑戦し続ける人財が、働きがいを感じる会社｣を掲げ、仕事と育児･介護･治療との両立を支援するため、様々な制度の導入や取り組みを行うことで、社員が安心して働ける職場環境づくりに努めている。特に、同社の｢育児休業制度｣は、育児休業を子どもが 3 歳を迎えるまで取得することができ、時短勤務や深夜業の制限は小学校 6 年生の年度末まで利用可能な独自の制度を 2013 年より本格的に導入している。これらの取り組みにより｢次世代育成認定マーク ( 愛称 : くるみん ) ｣や｢名古屋市子育て支援企業認定｣を受けている。

また、育児休業取得を促進する施策として、対象社員へお祝いと共に育児休業取得を推奨し、社内のイントラネット上で他部署の取得事例を共有するなど、対象社員だけではなく周囲の社員も含めて、育児休業を取得しやすい風土醸成を図っている。このような長年の取り組みが成果を上げ、 2024 年度において、男性社員の育児休業取得率 100 ％を初めて達成した。

2025 年からは、さらに育児休業取得促進に向け、｢育児休業取得に関する説明会＆相談会｣を多くの社員に向けて実施すると共に、妊娠情報を早期から人事担当へ報告可能なシステムを新しく導入する。これにより、より早い段階から仕事と育児の両立に関する情報が対象社員に周知でき、周囲の協力体制を構築していくことで、育児休業取得しやすい環境を目指す。
※育児休業取得率の算出方法： ( 育児休業等をした男性労働者の数＋小学校就学前の子の育児を目的とした休業制度を利用した男性労働者の合計数 ) ÷ ( 配偶者が出産した男性労働者の合計数 )

記事配信・制作協力／外食ドットビズ