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請求書支払アプリ「Air インボイス」、改正電子帳簿保存法に対応開始

リクルートは、振込も保管もラクになる請求書支払アプリ「 Air インボイス」が、 2024 年 1 月に義務化される改正電子帳簿保存法 ( 電帳法 ) に対応する機能の提供を開始したと発表。「 Air インボイス」は、今年 7 月 11 日に独立行政法人中小企業基盤整備機構による「サービス等生産性向上 IT 導入支援事業 (IT 導入補助金 )2023 」において、 IT 導入支援事業者に採択されている。

2024 年 1 月から電子取引は、電子保存が義務化される。事業者は、ファイル名に取引先名、金額、日付を入力し検索可能な状態にすること、事務処理規程を備え付けることなどが求められるようになる。電帳法の保存要件を満たせていない場合は、一定の罰則を受ける可能性がある。

今回、「 Air インボイス」は、電帳法で定められた保存要件に従い、撮影・アップロード・削除などの操作履歴を記録・表示する「アップロード履歴表示」、請求日・取引金額・取引先名での検索が可能になる「検索」を新機能として追加した。この新機能の追加により、請求書を撮影、アップロードすることで、最小限の手間で電帳法に対応できるようになる。また、電子取引データ保存およびスキャナ保存の両方に対応しているため、事業者は、全ての請求書を一元管理でき、店舗運営のペーパーレス化や、過去の請求書のスムーズな参照が実現する。

なお、 2020 年に同社が実施した調査によると、中小事業者が受領している請求書のうち、 PDF などのデータが 48 %と約半数だと分かった。また、業務・経営支援サービス「 Air ビジネスツールズ」を利用している多くの事業者に聞くと、「対応する必要性は認識しているが、どう対応すればよいか分からない」「面倒くさそう」と漠然とした不安や疑問を抱えていることも分かった。そのため、「 Air インボイス」は、電帳法に対応した機能を提供することで、そうした請求書にまつわる不安や疑問を軽減する。

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

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