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外食トピックス

ポスタス、POSデータを基に2023年7月度の飲食店売上動向を発表

クラウド型モバイルPOSレジの「POS+(ポスタス)」を提供するポスタスは、2023年7月度の飲食店売上動向についてPOSデータを基に集計し、結果をとりまとめた。
【集計1】全国飲食店 売上月次推移(前年対比)、エリア別売上週次推移
 7月度の前年対比の売上伸長率は、前月から6pt上昇し、前年対比117.7%と今年2月以来の上昇となった。エリア別の売上の前年対比は、全ての地方の平均が120%を突破。各地域の売上については、新型コロナ5類移行後、はじめて大幅な上昇トレンドとなっている。
【集計2】飲食店 エリア別・業態別・ジャンル別 決済方法
 キャッシュレス決済比率は、全国では43.9%と、先月から0.4pt減少となった。キャッシュレス決済比率が最も高い関東地方は、今月も51.9%と50%以上をキープしている。また、北海道・東北以外の地域では、コード決済比率が6%を超えている。
 業態別のキャッシュレス比率は、6月から引き続き、すべての業態で30%以上を突破。専門料理、その他では、クレジットカード決済比率の割合が40%を超えた。
【集計3】飲食店 ジャンル別 キャッシュレス決済方法比率、キャッシュレス決済比率(内訳)
 ジャンル別に見ると、キャッシュレス決済比率が最高水準のフランス料理と鉄板料理では、ともにその比率が65%を超えた。一方、持ち帰り販売、食堂・定食、ラーメン、パン屋は、先月同様に現金決済比率が70%以上を占めている。
 キャッシュレス決済を100%として内訳を見た場合、クレジットカードのキャッシュレス決済比率が、鉄板料理とフランス料理で90%以上を占める。食堂・定食、パン屋、持ち帰り販売、ラーメン、カレー、サラダ店で、コード決済比率が30%を占める。特にサラダ店は60%を占める。6月度から7月度のキャッシュレス決済比率を比較すると、食事系・軽食・持ち帰りでキャッシュレス決済比率が微増となった。6月度から7月度で比較すると、全体でコード決済の割合が上昇した。食事系・軽食で、クレジットカード利用比率の割合が微増となった。全国における決済方法では現金が最も多く56.2%で第1位。キャッシュレス決済方法では、クレジットカードが78.6%、次いでコード決済は15%。業態別で見ると、キャッシュレス決済利用は、1位の専門料理が54.1%と先月より1.1pt上昇した。

【集計1】
集計対象:「POS+」のPOSレジを導入している飲食店
集計期間:2021年売上…2021年4月1日~12月31日/2022年売上…2022年1月1日~12月31日/2023年売上…2023年1月1日~7月31日
集計手法:POSデータから該当期間の売上データを抽出して集計
データ提供数:6,819社
【集計2】
集計対象:POS+のPOSレジを導入している飲食店の中で、以下の5業種・25ジャンルに分類される店舗
食事系:カレー、そば・うどん、ラーメン、食堂・定食、レストラン、寿司
軽食:カフェ・喫茶、ハンバーガー
専門料理:焼肉、韓国料理、寿司、お好み焼き、鉄板料理、ステーキ・ハンバーグ、フランス料理、中華料理、海鮮料理、アジア・エスニック、イタリア料理、日本食、しゃぶしゃぶ、その他西洋料理、沖縄料理
居酒屋:和風居酒屋、洋風居酒屋
その他:カフェ・喫茶、その他西洋料理、バー、鉄板料理店
集計期間/集計手法/データ提供数…集計1と同様
【集計3】
集計対象/集計期間/集計手法/データ提供数…集計2と同様

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