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外食トピックス

日本チェーンストア協会、7月のスーパー売上高は5ヶ月連続で前年比増に

日本チェーンストア協会は、会員企業 54 社・ 10,801 店を対象にした 2023( 令和 5) 年 7 月度チェーンストア販売統計を発表。 7 月は、食料品は節約志向の高まりから買い控えが続いているが、店頭価格の上昇により水産品を除き売上は伸びた。衣料品は高気温の影響もあり季節商品の動きが良く、住関品の動きも良かったことから、総販売額の前年同月比 ( 店舗調整後 ) は、 1 兆 1663 億 5949 万円 ( 店舗調整後前年同月比 104.9 % ) と 5 ヶ月連続で前年を上回った。

部門別では、食料品が 8101 億 9609 万円 ( 店舗調整後前年同月比 104.8 % ) 、衣料品が 685 億 4572 万円 ( 同 108.6 % ) 、日用雑貨品などの住関品が 2136 億 2497 万円 ( 同 104.4 % ) 、サービスが 23 億 6377 万円 ( 同 88.1 % ) 、その他が 716 億 2894 万円 ( 同 104.9 % ) であった。

なお、商品別の食料品関連の動きは以下の通り。

農産品は、キャベツ、レタス、きゅうり、ミニトマト、じゃがいも、人参、ピーマン、オクラ、なす、ブロッコリー、とうもろこし、枝豆などの動きは良かったが、玉ねぎ、トマト、アスパラガスなどの動きは鈍かった。果物では、すいか、桃、梨、ぶどう、キウィフルーツ、バナナ、オレンジなどの動きはまずまずだった。

畜産品は、豚肉、鶏肉の動きは良かったが、牛肉の動きは鈍かった。鶏卵の動きは良く、ハム・ソーセージの動きも良かった。

水産品は、刺身盛合わせ、まぐろ、かつお、ぶり、冷凍魚、塩干物、しらす、海藻類などはまずまずの動きだったが、たこ、いか、いわし、生鮭、ホタテなどの動きは鈍かった。

惣菜は、温惣菜は、揚げ物、天ぷら、オードブル、中華、焼き物などが好調だった。要冷惣菜は、和・洋惣菜ともに動きは良く、弁当、寿司の動きも良かった。

その他食品は、飲料、牛乳、乳製品、冷凍食品、油、アイスクリーム、インスタント麺、麺類、パン類、納豆、豆腐、練製品、佃煮、漬物、米菓、豆菓子、スナック菓子、グミ、ガム、ゼリー、キャンディー、ビスケット、ノンアルコール飲料、ビール、日本酒、ウイスキーなどは好調だったが、米、基礎調味料、こんにゃく、チョコレート、洋生菓子、シリアル、ワイン、ギフトなどの動きは鈍かった。

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

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