サラダクラブ、8月31日の“野菜の日”に合わせ「サラダ白書2023」を発表
サラダクラブは、野菜の日(8月31日)に合わせ、サラダの食文化の把握を目的とした年次調査を2010年から毎年実施し、その結果を「サラダ白書」として発表している。今年は、「野菜・サラダの喫食実態と意識」や「パッケージサラダに関する意識」などについて、全国の20~69歳の男女2,060人にWebアンケート調査を行った。
■野菜を摂るために食べているメニュートップ3は「生野菜のサラダ」「炒め物」「汁物」
野菜を摂取するために食べているメニューを尋ねたところ、「生野菜のサラダ」(67.8%)が最も多く、「炒め料理」(55.6%)、「汁物」(54.6%)、「煮込み料理」(52.5%)、「ゆで野菜・蒸し野菜」(45.8%)、「生野菜以外のサラダ」(42.6%)、「酢の物・和え物」(34.1%)、「漬物」(33.3%)、「焼き料理」(31.6%)、「揚げもの」(27.5%)と続いた。また、サラダで野菜を食べている理由として、美味しさや栄養価、調理の簡便性に加え、食事の最初に食べることで急激な血糖値上昇を抑える“ベジファースト”を実践できるからという意見もあった。
■野菜不足解消に利用したい商品は「パッケージサラダ」が2年連続1位
次に、野菜を摂取するために食べているメニューを聞いたところ、「パッケージサラダ」が45.3%と最も多く、次いで「野菜ジュース」(40.4%)、「出来合いのサラダ」(39.2%)、「惣菜」(29.6%)、「冷凍野菜」(29.5%)、「サプリメント」(20.9%)、「漬物」(19.6%)、「スムージー」(18.2%)、「野菜の缶詰/ビン詰」(11.9%)、「野菜チップス」(8.2%)と続いた。2015年から同様の意識調査をするなかで、「野菜ジュース」が長年継続的に1位だったが、昨年初めて「パッケージサラダ」が1位となった。また、「パッケージサラダ」の利用意向は、男女(45.2%/45.4%)共に差がなく最も高い結果となっている。
■サラダを作る時の重視点は「栄養バランス」、20~30代女性は“タイパ”や“コスパ”を求める傾向
サラダを作る時に重視している点に関しては、「栄養バランスがとれること」(36.6%)が最も高く、続いて「新鮮な野菜を使うこと」(33.6%)、「手間をかけないこと」(33.0%)、「自宅にある野菜を使うこと」(31.6%)、「食物繊維をたっぷりとれるようにすること」(28.3%)、「時短できること」(24.3%)、「季節感(旬)を大切にすること」(24.0%)、「お金をかけないこと」(23.0%)、「ビタミン類をたっぷり摂れるようにすること」(22.8%)、「量をたくさん食べられるようにすること」(19.6%)だった。性年代別にみると、20・30代女性は、「時短できること」(29.4%/31.4%)と「お金をかけないこと」(28.1%/29.0%)のスコアが高く、サラダ作りにタイムパフォーマンス(タイパ)やコストパフォーマンス(コスパ)を求める傾向が高いことがわかる。
【サラダ白書2023調査概要】
調査方法:Webアンケート調査
調査対象:全国の20歳~69歳の男女 合計2,060名
有効回答数:2,059名
調査期間:2月21日~2月24日
記事配信・制作協力/外食ドットビズ
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