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外食トピックス

ぐるなびリサーチ部、暑い夏が続きそう!「夏バテ回復メシ」に関する調査

ぐるなびは、ぐるなび会員を対象に、世の中のトレンドに合わせて食に関する様々な調査を実施し、「ぐるなびリサーチ部」として定期的に情報を発信しているが、今回は、「夏バテ回復メシ」について調査した。
■夏バテしている人は19%、夏バテ気味の人は45%と、夏バテを感じている人は6割超
 まず、現在夏バテをしているか聞いたところ、全体では、「夏バテしている」(18.5%)+「やや夏バテ気味」(45.0%)と、夏バテを感じている人が6割超であった。性年代別で1番夏バテしていると回答したのは40代女性(29.0%)で、逆に1番夏バテをしていないと回答したのは60代男性(50.5%)だった。
■暑さが厳しい時に食べたいのは「さっぱり」が最多、次いで「あっさり」、「酸っぱい」は男女差あり
 次に、暑さが厳しい時に食べたいのはどのような味のものか聞いたところ、全体では、「さっぱり」(60.1%)が最も多く、「あっさり」(45.7%)、「ピリ辛」(34.9%)、「スパイシー」(33.2%)、「酸っぱい」(31.9%)、「しょっぱい」(14.2%)の順であった。男女別にみると、男性の順位は全体と同じであったが、女性は3位に「酸っぱい」(40.4%)が入り、「酸っぱい」は男女差があることがわかった。
■体力回復時に行きたい店は「鰻」と「焼肉」が僅差で1・2位、「鰻」は年代に比例して高くなる傾向
 夏場に体力を回復したい、元気を取り戻したい時に行きたい外食の業態を聞いたところ、「鰻」(45.6%)と「焼肉」(44.1%)が僅差で1、2位だった。以下、「寿司」(32.5%)、「蕎麦、うどん」(24.7%)、「カレー」(23.7%)、「ステーキ、ハンバーグ」(21.8%)、「とんかつ」(21.1%)、「ラーメン」(15.1%)、「韓国料理」(14.2%)、「中国料理」(13.8%)、「アジア、エスニック料理」(13.7%)が続いた。年代別にみると、「鰻」は年代に比例して高くなる傾向が見られた。
 また、夏の体力が落ちているときに、気温が何度くらいになると回復めしを食べたいと思うか聞いたところ、「35度」(30.3%)がダントツに多かった。
■連日の「猛暑日」。35度以上が続くと「回復メシ」の人気も高まる?!
 同社リサーチグループ長の本間久美子氏は、『「観測史上最も暑い月」と評された2023年7月を経て、「夏バテ」を感じている人が全体の6割にのぼることがわかりました。暑さが厳しいときには「さっぱり」「あっさり」を好む一方で体力を回復したい時に食べる外食=「回復メシ」では、スタミナ料理の代名詞ともいえる「鰻」「焼肉」が人気であることもわかりました。気象庁の8月~10月の見通し発表では、北日本を除く全国の平均気温は「平年以上」となっていることから、暑さが厳しいときの「さっぱり」「あっさり」を好む傾向と、「回復メシ」の需要が続くのかもしれません。』とコメントした

【調査概要】
調査期間:8月4日~6日
調査方法:WEBアンケート
調査対象:全国
回答者:20代~60代のぐるなび会員1,000名

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

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