ネットエイジア、都区内在住者を対象に喫煙に関する意識・実態を調査
インターネットリサーチを展開するネットエイジアは、東京都23区在住の20歳~69歳の男女10,000名(喫煙者5,000名/非喫煙者5,000名)を対象に、喫煙や喫煙所に関する意識・実態について調査を実施し、「喫煙所に関する意識調査2023」として公表した。外食ドットビズでは、そのうち飲食店にかかわるところを掲載する。
■普段吸っているたばこの種類は「紙巻たばこ」約7割、「加熱式たばこ」5割弱
喫煙者に、自身の喫煙状況について質問した。普段吸っているたばこの種類を聞いたところ、「紙巻たばこ」は69.6%、「加熱式たばこ」は47.6%、「その他」は0.6%となった。また、主に吸っているたばこの種類を聞いたところ、「紙巻たばこ」は62.5%、「加熱式たばこ」は37.1%、「その他」は0.4%となった。
■「喫煙をするために飲食店を利用することがある」は喫煙者の約半数
喫煙者に、喫煙をするために飲食店を利用することはあるか聞いたところ、「よくある」が16.9%、「時々ある」が32.3%で、合計した「ある(計)」は49.2%、「全くない」が20.4%、「あまりない」が30.4%で、合計した「ない(計)」は50.8%となった。喫煙者の約半数が飲食店を喫煙目的でも利用している実態が明らかになった。
2020年4月に全面施行された改正健康増進法と東京都受動喫煙防止条例により、東京都内では、2人以上の人が利用する施設は原則屋内禁煙となっており、決められた場所以外では喫煙できない。そこで、喫煙者に、お店が禁煙になったことで利用しなくなった飲食店はあるか聞いたところ、「ある」は61.3%、「ない」は38.7%と、「ある」が多数を占める結果となった。
さらに、最も頻繁に利用している飲食店が禁煙になった場合、どうすると思うか聞いたところ、「そのお店は利用しなくなる」は33.1%、「そのお店を利用する頻度を減らす」は39.5%となった。行きつけのお店が禁煙になった場合、そのお店から足が遠のくという人が多いようだ。他方、「変わらずそのお店を利用する」は27.4%だった。
【喫煙所に関する意識調査2023】
調査対象:東京都23区在住の20歳~69歳の男女10,000名
(ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする)
調査期間:6月16日~7月3日
調査方法:インターネット調査
調査地域:東京23区
有効回答数:10,000名(喫煙者5,000名・非喫煙者5,000名)
記事配信・制作協力/外食ドットビズ
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