カクヤス、賑わいが戻りつつある「居酒屋」に関しての調査を実施

カクヤスは、カクヤスメールマガジンに登録している同社のユーザーを対象に、コロナ5類移行後賑わいが戻りつつある「居酒屋」に関して、お店選びで重視する点や愛される店の傾向についてアンケート調査を行った。
■コロナ後居酒屋のお店選び、「変わらない」64.2%、「変わった」35.8%
まず、コロナ前とコロナ後で居酒屋のお店選びが変わったかを聞いてみたところ、「変わらない」が64.2%、「変わった」が35.8%と変わった人は4割近くに上った。
■店選びで重視すること「店の雰囲気」「“売り”の料理」「コストパフォーマンス」
では、店選びで重視する点は何か複数回答可で聞いてみたところ、最も多かったのは「店の雰囲気」(62.3%)、次いで僅差で「“売り”の料理」(60.5%)、以下、「コストパフォーマンス」(50.0%)、「お酒のラインナップ」「立地、交通アクセス」(各42.6%)、「店主やスタッフの人柄」(38.3%)、「サービス」(25.3%)、「営業時間」(17.3%)という結果となり、「お酒のラインナップ」よりも「“売り”の料理」が上回った。
■初めて入る居酒屋の選び方「外観」「グルメサイト」「友人・知人からのおすすめ」
初めて入る居酒屋はどのようにして選ぶかを複数回答可で聞いてみたところ、最も多かったのが「お店の外観(佇まい、看板、のぼり、メニュー)」(63.6%)と、実際に自分の目で見て、店の雰囲気を判断して、入店するかどうかを決めているよう。ちなみに2位以下は、「グルメサイト」(53.7%)、「友人、知人からのおすすめ」(41.4%)、「Googleマップ」(13.6%)、「SNS」(9.9%)、「テレビ番組、書籍、雑誌」(7.4%)の順であった。
なお、今回のアンケート回答者の平均年齢は50.7歳と比較的高めだったこともあり、「SNS」は約1割にとどまった。とはいえ、中高年層にもスマートフォン保有が定着し、ネットでの情報収集に活用しているせいか、「グルメサイト」を使って店選びをする人は過半数を占めた。その一方で、かつては情報収集の王道だった「テレビ番組、書籍、雑誌」は7%ほどと低調だった。
こうした結果から、居酒屋選びの基準はコロナ前とコロナ後で大きく変わらないものの、店選びの手段には変化があったことが見てとれる。
【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査対象:カクヤスメールマガジンに登録しているユーザー
調査期間:7月6日~7月9日
回収サンプル数:162
※構成比の数値は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計は必ずしも100%とならない場合がある
記事配信・制作協力/外食ドットビズ
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