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外食トピックス

ポスタス、POSデータを基に2023年6月度の飲食店売上動向を発表

クラウド型モバイルPOSレジの「POS+(ポスタス)」を提供するポスタスは、2023年6月度の飲食店売上動向についてPOSデータを基に集計し、結果をとりまとめた。
【集計1】全国飲食店 売上月次推移(前年対比)、エリア別売上週次推移
 6月度の前年対比の売上伸長率は、前月から3.5pt減少し、110.7%だったが引き続き高水準となった。エリア別の売上の前年対比は、先月同様、全ての地方で100%以上を維持。各地域の売上については、5月最終週と比較すると6月最終週はほぼ同水準で推移となった。
【集計2】飲食店 エリア別・業態別・ジャンル別 決済方法
 キャッシュレス決済比率は、全国では44.3%と、先月から2.1pt増加した。キャッシュレス決済比率が最も高い関東地方は、52.3%と2ヶ月ぶりに50%を突破した。また、北海道以外のすべての地域でコード決済比率が5%を突破した。
 業態別のキャッシュレス比率は、すべての業態で30%以上を突破。専門料理、居酒屋、その他でクレジットカード決済比率の割合がそれぞれ30%を超えた。
【集計3】飲食店 ジャンル別 キャッシュレス決済方法比率、キャッシュレス決済比率(内訳)
 ジャンル別に見ると、キャッシュレス決済比率が最高水準なのは、フランス料理と鉄板料理でともに60%を超えた。続いて、しゃぶしゃぶ、その他西洋料理、寿司が55%を超えた。一方、持ち帰り販売、食堂・定食、ラーメン、パン屋は、現金決済比率が70%以上を占めている。
 キャッシュレス決済を100%として内訳を見た場合、クレジットカードのキャッシュレス決済比率が鉄板料理とフランス料理、新たにバーで90%以上を占める。また、コード決済比率がサラダ店、持ち帰り販売、ラーメン/カレーで40%を超え、ポイント決済比率がハンバーガー店で10%を超えた。
 5月度から6月度のキャッシュレス決済比率を比較すると、全体で2.4pt上昇。すべてのジャンルでの微増がみられた。中でも、クレジットカード利用比率の割合が全ジャンルで微増。
 全国における決済方法では現金が最も多く55.7%で第1位。キャッシュレス決済方法ではクレジットカードが79.2%、コード決済は14.4%と拡大を続ける。

【集計1】
集計対象:「POS+」のPOSレジを導入している飲食店
集計期間:2021年売上…2021年4月1日~12月31日/2022年売上…2022年1月1日~12月31日/2023年売上…2023年1月1日~6月30日
集計手法:POSデータから該当期間の売上データを抽出して集計
データ提供数:7,404社
【集計2】
集計対象:POS+のPOSレジを導入している飲食店の中で、以下の5業種・25ジャンルに分類される店舗
食事系:カレー、そば・うどん、ラーメン、食堂・定食、レストラン、寿司
軽食:カフェ・喫茶、ハンバーガー
専門料理:焼肉、韓国料理、寿司、お好み焼き、鉄板料理、ステーキ・ハンバーグ、フランス料理、中華料理、海鮮料理、アジア・エスニック、イタリア料理、日本食、しゃぶしゃぶ、その他西洋料理、沖縄料理
居酒屋:和風居酒屋、洋風居酒屋
その他:カフェ・喫茶、その他西洋料理、バー、鉄板料理店
集計期間/集計手法/データ提供数…集計1と同様
【集計3】
集計対象/集計期間/集計手法/データ提供数…集計2と同様

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