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外食トピックス

ぐるなびリサーチ部、7月の3連休の過ごし方に関するアンケート調査

ぐるなびは、ぐるなび会員を対象に、世の中のトレンドに合わせて食に関する様々な調査を実施し、「ぐるなびリサーチ部」として定期的に情報を発信しているが、今回は、7月の3連休の過ごし方について調査した。
■7月の3連休は「毎日外出する」が1割強、「外出は控え自宅で過ごす」は昨年に比べ半減
 まず、今年の7月の3連休(7/15~7/17)はどのように過ごす予定か聞いたところ、「特に決めていない」(39.3%)が最も多かったが、「毎日外出する」が13.0%、「外出する日もあるが自宅で過ごす日もある」が30.7%で、「外出は控え自宅で過ごす」は6.4%と昨年(12.5%)に比べ半減した。
■外出の内容は「外食」が最多、次いで「ショッピング」「宿泊を伴う旅行」
 外出すると回答した人(n=437)に、外出の内容を聞いたところ、トップ2は昨年と変わらず「外食」と「ショッピング」だったが、「ショッピング」が約9pt減少(38.9%→30.4%)したのに対し、「外食」は5pt強増加(41.6%→46.9%)した。以下、「宿泊を伴う旅行」(14.9%)、「ドライブ」(14.6%)、「離れた家族、親族、友人、知人に会う」(14.4%)がトップ5であった。
■行きたい業態は「寿司」「ファミレス・ファストフード」「居酒屋」「焼肉、ホルモン、鉄板焼き」
 外出予定を外食と回答した人(n=201)に、行こうと思う外食の業態を複数回答可で聞いたところ、全体では、「寿司」(29.3%)が最も多くの支持を得、以下、「ファミレス・ファストフード」(25.4%)、「居酒屋」「焼肉、ホルモン、鉄板焼き」(各22.9%)、「和食」(21.0%)、「カフェ、スイーツ」(18.0%)、「イタリアン、フレンチ」(17.6%)、「洋食、西洋料理」「ラーメン」(各15.1%)、「中華」「蕎麦、うどん」(各12.7%)、「ビアガーデン」(7.8%)が続いた。
■店選びの重視点は「コスパ」「ポイントが貯まる、使える」「予約ができる」がTOP3
 同じく、外出予定を外食と回答した人に、お店を選ぶ際の重視点を聞いたところ、「コスパが優れている」(51.7%)、「ポイントが貯まる、使える」(42.0%)、「予約ができる」(36.6%)、「クーポン特典がある」(28.3%)、「密にならない店内の配置」(17.1%)が上位回答であった。前年2位の「密にならない店内の配置」、5位の「非接触ツールが設置してある」がそれぞれランクダウンしているところも特徴的だ。
■外食の予算は平均で6,073円、旅行は31,439円、昨年と比較すると上昇傾向
 外出予定を外食(n=205)・宿泊を伴う旅行/日帰り旅行(n=110)と回答した人に、それぞれの予算を聞いたところ、外食(1人1食あたり)の予算は6,073円で、昨年の4,322円から1,751円も増加した。一方、旅行(1人あたり)の予算は31,439円で、こちらも昨年の29,978円から1,461円増加した。
■外食・旅行ともに予算は大幅アップ!節約とご褒美のメリハリ消費傾向高まる
 同社リサーチグループ長の本間久美子氏は、『7月3連休の過ごし方を昨年と比較すると、「外出を控える」と回答した方の割合は半分の割合に。調査時点で予定が決まっていない方が昨年より増加したものの、外出を前向きに検討している傾向が伺えました。3連休の予定は、「外食」が昨年に引き続きトップ。昨年より比率も5pt増の47%となりました。行きたい業態については「寿司」に次いで、「ファミレス・ファストフード」(昨年は全体で9位)がランクイン。連休中のお店選びの重視点で「コスパが優れている」が52%で最多になったことからも「ファミレス・ファストフード」のランクインの理由が伺えます。ただ、「外食」の予算をみると昨年よりも大幅にアップし、6,000円を超えたことが分かりました。この調査では毎回、「外食」の予算を「いちばん高い外食の1人あたりの予算」と定義して尋ねているのですが、この結果をあわせてみると、コスパ重視で節約しつつも、それとは別に「特別な外食」の場も用意し、費用をかけて楽しみたいというメリハリ消費の傾向が高まっている可能性が伺えました。』とコメントした。

【調査概要】
調査期間:6月23日~25日
調査方法:WEBアンケート
調査対象:全国
回答者:20代~60代のぐるなび会員1,000名

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

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