新生銀行、2023年会社員のお小遣い調査 -飲み事情編-

新生銀行は、 20 代～ 50 代の有職者の男女約 2,700 名を対象にした｢ 2023 年会社員のお小遣い調査｣を実施し、その結果を公表した。外食ドットビズでは、｢お小遣い編｣｢昼食事情編｣｢飲み事情編｣の 3 回に分けて掲載しているが、今回は、｢飲み事情編｣について掲載する。

男性会社員における、仕事終わりの飲酒状況は、｢飲みに行く｣が 30.5 ％、｢外には飲みに行かないものの自宅では飲む｣ + ｢飲みに行かない ( 自宅では飲む ) ｣が 39.5 ％を占めており、飲酒している人は 7 割にのぼった。｢お酒を飲まない人｣は 30.0 ％と約 3 人に 1 人が飲酒しない状況だ。なお、昨年と比較すると、｢飲みに行く｣は 7pt 増加となった。年代別では、 40 代で｢飲みに行く｣が 37.4 ％と最も高くなっており、 20 代も 30.4 ％と 3 割を超えた。

外での 1 回あたりの平均飲み代は、全体では 5,770 円と昨年 (5,395 円 ) より 375 円増加した。年代別では 20 代が 5,481 円 ( 昨年 5,060 円 ) 、 30 代が 6,201 円 ( 同 5,672 円 ) 、 40 代が 6,385 円 ( 同 5,917 円 ) 、 50 代が 4,768 円 ( 同 4,991 円 ) だった。外に飲みに行く人と自宅で飲む人の、 1 回あたりの飲み代を比較すると、外での飲み代が平均 5,770 円に対し、自宅での飲み代が平均 3,359 円と、 2,411 円の開きがみられた。

また、 1 ヶ月の平均外飲み回数は、昨年の 2.1 回から 2.4 回と微増。年代別には、 20 代 2.3 回 ( 昨年 1.9 回 ) 、 30 代 2.4 回 (2.1 回 ) 、 40 代 2.3 回 ( 同 2.3 回 ) 、 50 代 2.6 回 ( 同 2.2 回 ) と 40 代以外は前年を上回った。

1 回の飲み代と 1 ヶ月の飲み回数から算出した 1 ヶ月の飲み代は、全体では昨年より 2,355 円増加し、 13,850 円となった。年代別に見ると、 20 代は 12,808 円 ( 昨年 9,804 円 ) 、 30 代は 14,897 円 ( 同 11,660 円 ) 、 40 代は 14,570 円 ( 同 13,667 円 ) 、 50 代は 12,582 円 ( 同 11,179 円 ) と、どの年代でも増加しているが、 20 代と 30 代は 3,000 円以上の大幅増加をしている点が特徴となっている。

女性会社員における、仕事終わりの飲酒状況は、｢飲みに行く｣が 23.5 ％、｢外には飲みに行かないものの自宅では飲む｣ + ｢飲みに行かない ( 自宅では飲む ) ｣は 35.2 ％を占めており、飲酒している人は 58.7 ％となった。なお、昨年と比較すると、｢飲みに行く｣は 7pt 増加した。年代別の｢飲みに行く｣をみると、 20 代 (33.6 ％ ) が最も高く、 30 代が 23.3 ％、 40 代が 23.2 ％、 50 代が 13.8 ％であった。

外での 1 回あたりの飲み代は、全体では昨年の 4,464 円から 460 円増の 4,924 円。年代別では 20 代が 4,358 円 ( 昨年 5,050 円 ) で、 30 代が 5,302 円 ( 同 3,756 円 ) 、 40 代が 5,316 円 ( 同 4,784 円 ) 、 50 代が 5,008 円 ( 同 3,297 円 ) と、 20 代以外は大幅に増加し、 5,000 円を超えた。外に飲みに行く人と自宅で飲む人の、 1 回あたりの飲み代をみると、外での飲み代が平均 4,924 円に対し、自宅での飲み代が平均 2,178 円と、 2,746 円の開きがみられた。年代別では、 20 代で外での飲み代が低い点が特徴。

また、 1 ヶ月の平均外飲み回数は、 1.9 回と、昨年 (1.9 回 ) と同じに。年代別には、 20 代 2.0 回 ( 昨年 1.8 回 ) 、 30 代 1.9 回 ( 同 1.8 回 ) 、 40 代 1.9 回 ( 同 1.6 回 ) 、 50 代 2.0 回 ( 同 2.5 回 ) と、唯一 50 代が前年を下回った。

1 ヶ月の飲み代を算出すると、全体では男性会社員より 4,276 円低い、 9,574 円となった。年代別に見ると、 20 代は 8,839 円 ( 昨年 9,990 円 ) 、 30 代は 9,847 円 ( 同 6,573 円 ) 、 40 代は 9,981 円 ( 同 7,458 円 ) 、 50 代は 10,016 円 ( 同 8,242 円 ) と、 20 代で昨年より減少している点が特徴的だ。

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