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外食トピックス

新生銀行、2023年会社員のお小遣い調査 -お小遣い編-

新生銀行は、20代~50代の有職者の男女約2,700名を対象にした「2023年会社員のお小遣い調査」を実施し、その結果を公表した。外食ドットビズでは、「お小遣い編」「昼食事情編」「飲み事情編」の3回に分けて掲載する。
 男性会社員における近年のお小遣い額は、2020年から2022年まで微減している状況が続いていたが、2022年から2023年にかけては増加して推移している。今年の男性会社員の月額平均お小遣い額は、昨年の38,642円から1,915円増の40,557円となった。これは、最も高い2010年(41,910円)に次ぐ金額となり、2010年以降では初の40,000円台となった。年代別では、20代で大幅に増加(36,792円→46,453円)、また40代で増加(38,049円→40,801円)しているが、30代(40,149円→37,178円)と50代(39,523円→37,911円)では減少するなど、世代間で差が出る結果となった。この1年間のお小遣い額の変化では、変化があった会社員は「アップした」が6.9%(前年6.4%)、「ダウンした」が9.3%(同13.3%)と、ダウンした会社員の割合が前年よりも少ない結果となった。
 一方、女性会社員のお小遣い額も男性会社員と同様、2021年から2022年まで微減している状況が続いていたが、2022年から2023年にかけては増加して推移しており、最も高い2014年(36,712円)に次ぐ金額となった。今年の女性会社員の月額平均お小遣い額は、昨年の33,278円から1,723円増の35,001円となった。年代別では、20代が最も高く39,980円(前年37,624円)と男性会社員の平均額とほぼ同水準となった。増減では、特に40代で大幅に増加(30,523円→35,818円)、また20代と30代(33,597円→34,155円)で増加しているが、50代ではやや減少(31,557円→30,177円)した。

【調査概要】
調査時期:4月25日~4月28日
調査方法:インターネットによる調査(マクロミルに依頼し全国からサンプルを収集)
調査エリア:全国
調査対象者:会社員(正社員・契約社員・派遣社員)、パート・アルバイト
サンプル数:2,718名(会社員:男性1,252/女性842/パート・アルバイト:男性312/女性312)

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

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