リクルート、兵庫県赤穂市と地域定着および雇用促進に関する協定を締結
リクルートは、 4 月 27 日、兵庫県赤穂市との間で地域活性化に向けた地域定着と雇用促進に関する協定を締結し、連携を開始することとなったと発表した。
地方圏において、「人口減少」は深刻な課題だ。人口減少の要因は、継続的な「社会減」 ( 転入者の減少、進学・就職などによる転出 ) による都市部への「人口流出」であり、人口流出には、「良質な雇用機会の不足」が大きく影響している ( 総務省「地域における ICT 利活用の現状に関する調査研究」」。地域内の魅力的な求人情報を発信することは、地域内での雇用を促進し、人口減少問題の解消に寄与、ひいては地域の活性化への貢献が可能であると考えられる。
地域や中小企業においては、採用業務のデジタル化がまだまだ進んでいないという現状も鑑み、同社が提供する業務・経営支援サービスである「 Air ビジネスツールズ」及び人材ソリューションのノウハウを活用してもらうことで、採用業務のデジタル化を進め、移住促進と地域定着、域内事業者の雇用促進により、赤穂市の地域活性化に貢献していく。
具体的には、同社は 0 円でカンタンに求人募集ができる採用管理サービス「 Air ワーク 採用管理」の提供を通じて赤穂市内の事業者の採用ホームページ作成をサポートし、地域内の仕事の可視化と求人募集情報の発信力の強化に努める。また、同社の提供するサービスなどを事業者に紹介・提案することで、採用活動を支援する。赤穂市は、市内の事業者を対象にした「採用力向上セミナー」を開催するとともに、同社への事業者の紹介を通じて採用力向上を支援する。こうした双方の連携を通して、地域における仕事情報をさらに充実させることで、雇用促進と地域活性化を目指していく。
記事配信・制作協力/外食ドットビズ
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