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外食トピックス

日本チェーンストア協会、2月度のスーパー売上高は8ヶ月ぶりに前年比減

日本チェーンストア協会は、会員企業 56 社・ 10,714 店を対象にした 2023( 令和 5) 年 2 月度チェーンストア販売統計を発表。 2 月は、節約志向の高まりから買い控え傾向が強くなり、食料品は苦戦した。衣料品はまずまずの動き、住関品も旅行需要関連商品などを中心に動きが良かったが、総販売額は 1 兆 36 億 2344 万円 ( 店舗調整後前年同月比 98.0 % ) と 8 ヶ月ぶりに前年を下回った。

部門別では、食料品が 7169 億 4587 万円 ( 店舗調整後前年同月比 98.3 % ) 、衣料品が 433 億 4939 万円 ( 同 106.4 % ) 、日用雑貨品などの住関品が 1843 億 1679 万円 ( 同 105.8 % ) 、サービスが 21 億 28 万円 ( 同 91.0 % ) 、その他が 569 億 1111 万円 ( 同 73.6 % ) であった。

なお、商品別の食料品関連の動きは以下の通り。

農産品は、白菜、長ねぎ、大根、トマト、ミニトマト、レタス、ブロッコリー、グリーンアスパラガスなどはまずまずの動きだったが、じゃがいも、玉ねぎ、キャベツ、きゅうり、パプリカ、スナップエンドウ、カットサラダ、きのこ類などは苦戦をした。果物では、バナナ、パイナップル、カットフルーツなどはまずまずの動きだったが、いちご、柑橘などの動きは鈍かった。

畜産品は、牛肉、豚肉、鶏肉の動きは鈍かった。鶏卵の動きは良かったが、 ハム・ソーセージの動きは鈍かった。

水産品は、刺身盛合わせ、かつお、真いわし、うなぎ、冷凍魚、漬け魚、塩干物、しらすなどはまずまずの動きだったが、まぐろ、生するめいか、たこ、ぶり、あじ、たら、さば、サーモン、塩鮭、魚卵、貝類などは苦戦した。

惣菜は、温惣菜は揚げ物、焼物、天ぷら、中華などはまずまずの動きだった。要冷惣菜は、和・洋惣菜ともにまずまずの動き、弁当、寿司の動きも良かった。

その他食品は、飲料、牛乳、乳酸菌飲料、ヨーグルト、食用油、マヨネーズ、パン類、冷凍食品、練製品、納豆、スナック菓子、キャンディー・ガム、半生菓子、ギフトなどの動きは良かったが、米、アイスクリーム、水物、和・洋風調味料、カップ麺、鍋つゆ、インスタントコーヒー、チョコレート、和菓子、豆腐、缶詰、漬物、酒類などの動きは鈍かった。

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

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