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外食トピックス

マルハニチロ、回転寿司に関する消費者実態調査2023 -概要偏-

マルハニチロは、2月10日~14日の5日間、全国の15歳~59歳の男女で、月に1回以上回転寿司店を利用する人に対し、今回で13回目となる「回転寿司に関する消費者実態調査」をインターネットリサーチで実施し、3,000名の有効回答サンプルを集計した。まずは、概要偏を紹介する。
■回転寿司の利用率は7割強、利用者のうち4割強が「月に1回以上」利用
 事前調査(n=11,652)で、どのようにして寿司を食べているか聞いたところ、「回転寿司店で」(72.9%)と答えた人は7割強という結果であった。
 続いて、回転寿司を利用する人(n=8,490)に、どれくらいの頻度で回転寿司を利用(テイクアウトは含めない)しているか聞いたところ、「月に1回以上」利用する人の割合は39.1%、男女別では、男性42.6%、女性36.3%、世代別では、10代40.0%、20代44.2%、30代41.7%、40代38.4%、50代33.3%となった。
■回転寿司店選びのポイントは昨年と同様「値段が安い」「ネタが新鮮」「家から近い」
 月に1回以上「回転寿司店」を利用する人(n=3,000)に、回転寿司店を選ぶ際に重視していることを聞いたところ、「値段が安い」(42.3%)が今回も最も多かった。以下、「ネタが新鮮」(31.3%)、「家から近い」(30.6%)、「タッチパネルで注文できる」(28.6%)、「駐車場がある」「店内に清潔感がある」(各26.5%)が続いた。
■ネットなどで順番予約をしてから行くことが多い人が過半数、席は8割が「テーブル席」
 次に、事前予約について、電話やネット・アプリで順番予約をしてから行くことが多いか聞いたところ、「順番予約をしてから行くことが多い(計)」は56.0%、「順番予約をせずに行くことが多い(計)」は44.0%となった。待ち時間を気にすることがないように、予約システムを活用している人が多いのでは。
 また、カウンター席とテーブル席のどちらを多く利用しているかに関しては、5人に4人が「テーブル席(計)」(80.0%)と回答。「カウンター席(計)」(20.0%)を大きく上回った。
■食べる「寿司」の平均量、男性約12皿、女性8皿、エリア別では約11皿の「九州・沖縄」が1位
 回転寿司店で寿司を何皿程度食べることが多いか聞いたところ、「5皿~9皿」(40.5%)や「10皿~14皿」(39.6%)に多くの回答が集まり、平均は昨年より0.3皿増の9.9皿だった。男女別では、男性は「10皿~14皿」(50.3%)に最も多くの回答が集まり平均は11.9皿、女性は「5皿~9皿」(60.0%)に最も多くの回答が集まり平均は8.0皿となった。エリア別にみると、「九州・沖縄」(10.8皿)が最も多くなり、「近畿」(10.3皿)、「中国」「北陸」「東北」(各10.1皿)が続いた。
■平均支払い額、男性1,920円、女性1,460円、エリア別では「北海道」が1,945円で1位
 回転寿司店を利用した際、1人あたりいくら位支払うことが多いか聞いたところ、「1,000円~2,000円未満」(57.9%)に最も多くの回答が集まり、平均額は昨年より118円増えて1,690円だった。男女別の平均額は、男性が1,920円、女性が1,460円と男性の方が460円高くなった。エリア別にみると、平均額は北海道(1,945円)が1位、北陸(1,845円)が2位、九州・沖縄(1,731円)が3位と、海の幸が豊富な地域がTOP3に挙がった。
 また、1人あたりどのくらい支払ったときに“食べ過ぎた”と感じるか聞いたところ、「2,000円~3,000円未満」(36.8%)に最も多くの回答が集まり、平均額は2,564円と昨年より167円増となった。男女別では、男性は2,936円、女性は2,193円と、男性の方が743円高くなった。

【回転寿司に関する消費者実態調査2023】
調査対象 :ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする全国の15歳~59歳の男女で、月に1回以上回転寿司店を利用する人
調査期間:2月10日~2月14日
調査方法 :インターネット調査
有効回答数 :3,000サンプル(男性1,500名、女性1,500名)

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

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