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外食トピックス

ポスタス、POSデータを基にした2022年12月度の飲食店売上動向を発表

クラウド型モバイル POS レジの「 POS+( ポスタス ) 」を提供するポスタスは、 2022 年 12 月度の飲食店売上動向について、 POS データを基に集計した結果をとりまとめた。
【集計 1 】全国飲食店 売上月次推移 ( 前年対比 )

12 月度の前年対比の売上伸長率は、前月から 2.5 ポイント減少したが、 100 %以上の水準を保持し、前年対比で 103.7 %となった。第 8 波の影響もあり前年対比では右肩下がりの傾向が続いているが、下がり幅は緩やかとなっており、行動制限がないことも起因していることが予想できる。全国死者数が一日の発表としては過去最多を記録するなど第 8 波への警戒が強まるが、売上前年対比は横ばいを維持している。
【集計 2 】エリア別・業態別・ジャンル別 決済方法

キャッシュレス決済比率は、全国で 39.1 %。前月が 39.8 %だったため 0.7pt 減。関東地方での 39 %を始め、キャッシュレス決済では依然クレジットカードが多くの割合を占める。

業態別のキャッシュレス比率では、全体水準を超えているのは専門料理 45.1 %、その他 41.8 %。持ち帰りが前月から+ 0.6pt で 28.6 %となっている。ジャンル別では、鉄板料理、フランス料理、寿司の比率が多く、その中でもクレジットカードがほとんどを占める。
【集計 3 】ジャンル別 キャッシュレス決済方法比率、キャッシュレス決済比率 ( 内訳 )

キャッシュレス決済を 100 %として内訳を見た場合、鉄板料理、フランス料理、寿司など高価格帯の業態はクレジットカードが決済比率を占める。現金決済比率が大きいラーメン、パン屋、持ち帰り販売などの業態はコード決済比率が高い。

11 月度と 12 月度を比較すると、クレジットカード比率は居酒屋で -1.8pt であったが他の業態は横ばいを維持。 2 月末まで申請延長されたマイナポイントが電子マネー・ QR コードを始め幅広いキャッシュレス決済法でのポイント付与が可能なため、今後のキャッシュレス決済比率は注視していきたい。

【集計 1 】
集計対象:「 POS +」の POS レジを導入している飲食店
集計期間: 2021 年売上… 2021 年 4 月 1 日~ 12 月 31 日 /2022 年売上… 2022 年 1 月 1 日~ 12 月 31 日
集計手法: POS データから該当期間の売上データを抽出して集計
データ提供数: 7,404 社
【集計 2 】
集計対象: POS+ の POS レジ導入飲食店の中で、以下の 5 業種・ 25 ジャンルに分類される店舗
食事系 : カレー、そば・うどん、ラーメン、食堂・定食、レストラン、寿司
軽食 : カフェ・喫茶、ハンバーガー
専門料理 : 焼肉、韓国料理、寿司、お好み焼き、鉄板料理、ステーキ・ハンバーグ、フランス料理、中華料理、海鮮料理、アジア・エスニック、イタリア料理、日本食、しゃぶしゃぶ、その他西洋料理、沖縄料理
居酒屋 : 和風居酒屋、洋風居酒屋
その他 : カフェ・喫茶、その他西洋料理、バー、鉄板料理店
集計期間 / 集計手法 / データ提供数…集計 1 と同様
【集計 3 】
集計対象 / 集計期間 / 集計手法 / データ提供数…集計 2 と同様

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