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サッポロビール、2023年の事業方針を発表 -新しい「お酒」編-

サッポロビールは、 2023 年事業方針を発表。経営理念である「新しい楽しさ・豊かさをお客様に発見していただけるモノ造りを」を原点に、ビールの魅力化推進と新市場創造で「お酒」の新しい魅力を提案していく。ビールブランド編に引き続き、今回は新しい「お酒」編についてみていく。

消費者の「お酒」との関わり方、楽しみ方が多様化していることを背景に、同社では、「お客様とお酒との新たな関係」を創ることが必要不可欠であると考えている。新しい「お酒」の選択肢として、約 100 年に及ぶホップ研究の歴史・味づくりの知見を活かした IPA タイプのノンアルコールビール「サッポロ 酔わない CRAFT 」を新発売する。また、微アルコールビールテイスト「サッポロ The DRAFTY 」は、商品リニューアルと新コミュニケーションの展開により、ノンアルコールとは異なる価値を訴求し微アルコール市場の確立と活性化を目指す。

RTD でも、中長期的な成長カテゴリーとして、既存ブランドの強化はもとより新しい定番となる食中酒の創造をテーマとした新商品提案を強化する。また、伸長する RTS などワイン&スピリッツ事業の商品ラインナップも含め、アルコール度数や機能など様々な提案軸で、多様な「お酒」の楽しみ方を提案し、新市場創造による成長を目指す。

リーズナブル価値訴求のカテゴリーでは、投資ブランドの集中化をはかる。発売以来、継続的な成長を遂げている「サッポロ GOLD STAR 」をリニューアルする。また、 RTD カテゴリーでは、定番の「サッポロ 濃いめのレモンサワー」を中心に、市場でのプレゼンスアップによる成長を目指す。今年稼働する仙台工場製造ラインにより、さらなる事業成長を実現する体制を構築していく。

なお、サッポログループでは、中期経営計画 2023-26 の策定にあたり、サステナビリティ重点課題を全面的に見直した。同社においても、気候変動に対応した原料開発や、循環型社会の構築にむけた環境配慮型の容器包装開発など、事業活動を通じて人々と地域社会の Well-being に貢献していく。

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

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