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エビソル、AI電話予約応対サービスの電話対応件数が100万件を突破

エビソルは、 LINE と共同開発した、 24 時間 365 日受付可能な飲食店向け AI 電話予約応対サービス「 AI レセプション」において、電話対応件数が 100 万件を突破したと発表した。

飲食業界では、ネット予約が普及する一方で、依然として全予約の 50 %近くを電話予約が占めている。また、直近では、コロナ禍で酒類提供の制限や時短営業などの要請を受け雇用が不安定になり、人手不足が深刻化。それに伴い、昨年 11 月の三大都市圏の飲食店など「フード系」のアルバイト・パート募集時平均時給が、前年同月比 53 円 (5.1 % ) 高い 1,094 円と 8 ヶ月連続で最高を更新するなど業界全体が人材確保に苦しんでいる (JBRC 調べ ) 。

「 AI レセプション」は、 LINE の AI ソリューション「 LINE AiCall 」と協働して開発した飲食店における AI 電話予約応対サービスで、クラウド型予約管理システム「 ebica 」の空席データと連携することで、これまで自動化が難しかった来店当日の直前予約や予約内容の確認の応対を含め、 24 時間 365 日、電話予約の受付が可能となる。従来のプッシュボタン式の自動受付システムとは異なり、実際に人と会話しているかのように応対することができ、顧客が希望する時間帯の予約が既に埋まっていた場合には、前後の予約可能時間や近隣系列店舗を提案することも可能。現在、大手飲食チェーンをはじめとして、個人経営の飲食店まで、業態・規模問わず全国的に導入されており、 2020 年 10 月 1 日のサービス提供開始以降、飲食店の電話対応件数が 100 万件を突破した。

なお、昨年 10 月の実績としては、「 AI レセプション」が電話に出てから、実際に予約を抑えたり、満席等により断ったり、より詳細確認が必要な相談のため店舗スタッフに繋げたりなど、顧客の要望に合わせてタスクを完了させた割合 ( 繋がる前に発信者によって切られた着信は除く ) は 93.1 %だった。また、大手居酒屋チェーン A 社では、導入している 22 店舗で平均 94.9 %と推移。さらに、渋谷や上野などの繁華街周辺の特定の店舗では、最大 99.0 %と高水準で電話応対を行っている ( 同社調べ ) 。
「 AI レセプション」サービス概要: https://www.ebica.jp/lp-aireception/

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

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