JFA、10月のコンビニ売上高は全店・既存店ともに前年を上回る
日本フランチャイズチェーン協会 (JFA) は、 JFA 正会員コンビニエンスストア本部 7 社 ( セイコーマート / セブン - イレブン・ジャパン / ファミリーマート / ポプラ / ミニストップ / 山崎製パン デイリーヤマザキ事業統括本部 / ローソン ) を対象にした 2022 年 10 月度のコンビニエンスストア統計調査月報を公表した。
10 月は、全国旅行支援による行楽需要等により、おにぎり、弁当、揚げ物、ソフトドリンクが好調に推移したことから、全店・既存店ともに売上高が前年を上回る結果となった。また、冷凍食品、玩具や昨年 10 月のたばこ増税後の買い控えによる反動から、たばこの売上も好調だった。
既存店ベースでは、売上高 9307 億 3300 万円 ( 前年同月比 6.9 %増 ) が 8 ヶ月連続のプラス、来店客数 13 億 681 万人 ( 同 1.2 %増 ) が 6 ヶ月連続のプラス、平均客単価 712.2 円 ( 同 5.7 %増 ) は 2 ヶ月ぶりのプラスとなった。
また、全店ベースでは、売上高 9689 億 8000 万円 ( 同 6.5 %増 ) が 11 ヶ月連続のプラス、店舗数は 55,830 店舗 ( 同 0.2 %減 ) 、来店客数 13 億 6764 万人 ( 同 1.3 %増 ) が 6 ヶ月連続のプラス、平均客単価 708.5 円 ( 同 5.1 %増 ) が 2 ヶ月ぶりのプラスとなった。
なお、既存店ベースでの商品構成比および売上高前年同月比は、米飯類などの日配食品 35.4 % ( 売上高前年同月比 4.2 %増 ) 、アルコール飲料など加工食品 26.3 % ( 同 2.1 %増 ) 、雑誌・新聞など非食品 32.3 % ( 同 13.7 %増 ) 、コピー・宅配便などサービス 6.0 % ( 同 10.5 %増 ) であった。
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