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外食トピックス

ビール・発泡酒・新ジャンルの飲用動向と税金に関する調査-予算編等-

ビール酒造組合ならびに発泡酒の税制を考える会では、2002年より毎年実施している「ビール・発泡酒・新ジャンル商品の飲用動向と税金に関する調査」の結果を今年も発表した。今回は、「ビール」「発泡酒」「新ジャンル商品」飲用者の飲むお酒の種類や家庭で飲む場合の1ヶ月の予算等についてお知らせする。
■「ビール」がやや抜きん出て多く、次いで「新ジャンル」「チューハイ」が2割前後で続く
 飲むお酒の種類を1位~5位まで答えてもらった結果をみると、まず、1位は、「ビール」(36.8%)がやや抜きん出て多く、次いで「新ジャンル」(21.3%)、「チューハイ」(16.2%)が2割前後で続いている。「発泡酒」(6.9%)や「焼酎」(5.8%)、「ワイン」(4.0%)、「日本酒」(2.6%)、「ハイボール」(2.2%)など、そのほかのお酒はいずれも 10%未満であった。性別にみると、男女とも「ビール」が最も多くなっているが、女性(32.3%)よりも男性(41.2%)の方がさらに高い割合となった。そのほかの項目は、あまり差はないが、「チューハイ」(男性13.5%、女性18.9%)、「ワイン」(同1.6%、6.4%)などは女性の方がやや高めだった。年代別にみると、「ビール」「チューハイ」は若い人ほど、「新ジャンル」は年代が上がるほど高い割合となる傾向がみられる。特に、20 代では、「新ジャンル」(5.2%)の割合が目立って低くなっている。
■チューハイを飲んでいる理由は「おいしいから」「価格が手ごろだから」など
 「チューハイ」を飲んでいる理由は、「おいしいから」(76.1%)が7割台で最も多く、また、「価格が手ごろだから」も6割強(61.2%)があげている。以下、「いろいろな商品や味を楽しめるから」(34.3%)、「味や品質がよいから」(33.6%)、「どこのお店でも気軽に買えるから」(23.2%)などの順となっている。性別にみると、「価格が手ごろだから」(男性67.7%、女性55.0%)は、女性よりも男性の方が、「おいしいから」(同72.4%、79.6%)、「いろいろな商品や味を楽しめるから」(同28.8%、39.5%)などは逆に男性よりも女性の方が、それぞれ高い割合となっている。年代別にみると、いずれの年代でも「おいしいから」が最も多くなっており、特に、30 代(80.7%)、40 代(81.5%)では8割を超えていた。
■家庭でお酒を飲む場合の1ヶ月の予算は「1,000~2,000円未満」が最多も、平均は5,581円
 家庭でお酒を飲む場合、一人当たりの1ヶ月の予算は平均いくらくらいか聞いてみたところ、「1,000~2,000円未満」(16.7%)、「2,000~3,000円未満」(13.5%)、「1,000円未満」(11.9%)、「3,000~4,000円未満」(9.8%)、「4,000~5,000 円未満」(9.6%)の順で、バラつきの多い結果となっている。平均は、5,581円だった。性別にみると、平均は男性(6,572円)の方が女性(4,581円)よりも2,000円近くも多くなっている。年代別にみると、平均は年代が上がるほど高い傾向がみられるが、最も高いのは50代(6,696円)で、60代(5,955円)になると逆に少し減っている。未既婚別にみると、平均は、未婚者(5,149円)よりも既婚者(5,826円)の方が700円ほど高くなっている。

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