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外食トピックス

日本チェーンストア協会、7月のスーパー売上高は2ヶ月ぶり前年を上回る

日本チェーンストア協会は、会員企業 56 社・ 10,838 店を対象にした 2022( 令和 4) 年 7 月度チェーンストア販売統計を発表。 7 月は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い内食化需要が若干見えるものの食料品の動きは鈍かった。衣料品は、季節商品の動きが鈍かったが、住関品は行楽需要関連商品などの動きが良かったこともあり、総販売額は 1 兆 1147 億 8823 万円 ( 店舗調整後前年同月比 101.8 % ) と 2 ヶ月ぶりに前年を上回った。

部門別では、食料品が 7733 億 5742 万円 ( 店舗調整後前年同月比 99.8 % ) 、衣料品が 632 億 7110 万円 ( 同 99.9 % ) 、日用雑貨品などの住関品が 2077 億 9743 万円 ( 同 107.6 % ) 、サービスが 26 億 7769 万円 ( 同 87.1 % ) 、その他が 676 億 8459 万円 ( 同 111.3 % ) であった。

なお、商品別の食料品関連の動きは以下の通り。

農産品は、玉ねぎ、人参、大根、トマト、きゅうり、枝豆、とうもろこし、カット野菜、カットサラダなどはまずまずの動きだったが、じゃがいも、キャベツ、レタス、ミニトマト、ほうれん草、きのこ類などの動きは鈍かった。果物では、すいか、桃、ぶどう、りんご、メロン、バナナ、カットフルーツなどはまずまずの動きだったが、梨、さくらんぼ、アボカド、シトラス類などの動きは鈍かった。

畜産品は、牛肉、豚肉、鶏肉ともに動きは鈍かった。鶏卵の動きは鈍かったが、ハム・ソーセージはまずまずの動きだった。

水産品は、刺身盛り合わせ、かつお、うなぎ、冷凍魚、漬魚、塩鮭、干物、ちりめん、海藻類などはまずまずの動きだったが、刺身、まぐろ、丸物、たこ、サーモン、切身、魚卵、あさりなどは苦戦した。

惣菜は、温惣菜は揚げ物、中華、焼き鳥、焼き物などの動きは良かった。要冷惣菜は、和惣菜の動きは鈍かったが、洋惣菜はまずまずの動きだった。弁当、寿司の動きは良かった。

その他食品は、飲料、乳酸菌飲料、機能性飲料、ヨーグルト、プリン・ゼリー、食用油、冷凍食品、アイスクリーム、乾麺、涼味麺、和風調味料、豆腐、レトルト食品、パン類、キャンディ、半生菓子、洋菓子、ビールなどの動きは良かったが、米、乳製品、パスタ、ピザ、インスタントコーヒー、カップ・袋 ? 、水物、チョコレート、米菓、佃煮、納豆、漬物、酒類の動きは鈍かった。

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

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