ぐるなびリサーチ部、ぐるなび会員を対象に今夏の帰省に関する調査実施

ぐるなびは、ぐるなび会員を対象に、世の中のトレンドに合わせて食に関する様々な調査を実施し、「ぐるなびリサーチ部」として定期的に情報を発信しているが、今回は、帰省について調査した。
■自身が帰省する人は27%、帰省してくる人は6%と3人に1人は帰省に関連する予定あり
まず、この夏に帰省の予定があるか、子供や孫などが帰省してくる予定があるかを聞いたところ、「自分自身が帰省する予定」(27.1%)、「子供や孫などが帰省してくる予定」(6.2%)と、ほぼ3人に1人が帰省に関連する予定があると回答した。一方で、「どちらの予定もない、未定」(39.6%)と、帰省しない人、決めかねている人も4割近くいた。
■感染拡大の影響による帰省見送りは、過去2年は4割強も、今年は3割以上減の約1割に
前問で帰省する立場でもされる立場でもないと回答した人以外の人(n=729)に、新型コロナウイルスの影響で夏の帰省を見送った年があるか聞いたところ、帰省の見送りは「一昨年(2020年)」が46.1%、「昨年(2021年)」が42.0%と減少傾向だったが、「今年(2022年)」は11.1%と、約3割減となりさらに減少傾向に拍車がかかったようだ。
■帰省の理由は「親が待っている」「親に会いたい」「毎年帰省している」がTOP3
自分自身が帰省をすると回答した人(n=271)に、帰省をしようと思った理由を聞いたところ、「親が待っているから」(34.7%)、「親に会いたいから」(29.5%)、「毎年帰省しているから」(29.2%)がトップ3だった。
■帰省中の予定は「のんびりする」「墓参り」「親戚に合う」に次いで「外食」が4位
帰省する、帰省してくる予定と回答した人(n=333)に、この夏、帰省期間中は、何をする予定か聞いたところ、「のんびりする」(57.1%)が過半数で最多となり、「墓参り」(32.7%)、「親戚に合う」(27.0%)のトップ3に次いで「外食」(23.7%)が4位となった。
■帰省したらしたい/させたい食事は、手作りの料理が58%、外食が53%、中食は29%
帰省する、帰省してくる予定と回答した人に、帰省したらどのような食事をしたいか、或いは食べさせてあげたいか聞いたところ、「手作りの料理」(58.0%)、「外食」(52.9%)、「スーパー・デパ地下・お取り寄せなど少し豪華なお惣菜」(28.8%)と、手作りの料理で楽しむ人が多い一方、外食を楽しみにしている人も半数以上となった。
同社リサーチグループ長の本間久美子氏は、『新型コロナウイルス感染拡大の影響で過去2年は帰省を控えていた人も、3年目のこの夏は帰省しようと考える人が増加しました。一方で、帰省の理由について尋ねると、「親が待っている」「親に会いたい」に続き、「毎年帰省している」が3位に。コロナ禍でも帰省を欠かさない人も一定数いることが分かりました。帰省時の食事については、手作りの料理で楽しむ人が多い一方、外食を楽しみにしている人も半数以上となりました。自由回答では、「地元の食材をたべること」「ウナギを食べさせたい」「孫にゆでトウキビを食べさせたい」といった回答が寄せられており、地元の味を楽しみたい、楽しんでほしいという想いもあるようです。』とコメントした
【調査概要】
調査期間:7月15日~19日
調査方法:WEBアンケート
調査対象:全国
回答者:20代~60代のぐるなび会員1,000名
記事配信・制作協力/外食ドットビズ
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