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日本政府観光局、4月の訪日外客数は約2年ぶりに10万人を上回る

日本政府観光局 (JNTO) は、 2022 年 4 月の訪日外客数推計値を発表。 4 月の訪日外客数は、前年同月比 1185.4 %増の 139,500 人と 2020 年 3 月以来 2 年 1 ヶ月ぶりに 10 万人を上回ったが、 COVID19( 新型コロナウイルス感染症 ) の影響前の 2019 年同月比では 95.2 %減といまだ大きく下回っている。

2020 年 1 月下旬以降の COVID-19 の世界的な拡大により、日本を含め多くの国々で海外渡航制限の措置を基本としつつ、その感染状況の変化にあわせ、緩和・強化が繰り返されてきた。しかしながら、最近では、一部の国・地域を除き、世界的に出入国規制の緩和の傾向が強まっている。

日本においては、 2022 年 3 月から観光目的以外の新規入国が一定条件下で再開され、 4 月の訪日外客数は 2020 年 3 月以来 2 年 1 ヶ月ぶりに 10 万人を上回ったが、観光目的の入国や 1 日当たり入国者総数に対する制限が継続している。

市場別では、ベトナムが 29,800 人で最も多く、中国 22,400 人、インドネシア 11,700 人、フィリピン 8,500 人、韓国 7,700 人、米国 5,200 人、インド 3,600 人、タイ 3,200 人、台湾 2,800 人、フランス 1,700 人、英国とドイツ各 1,600 人、香港 1,300 人、豪州とマレーシア各 1,100 人と、 15 の国と地域で 1 千人を超えた。

JNTO では、日本政府は水際対策を段階的に見直す方針を表明しており、今後は、各国の感染状況や出入国規制の変化、ウクライナ情勢等に十分注視していくことが必要であるとしている。

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

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