APHD、「ソラチョク便」による「みやざき地頭鶏」のチルド定期配送を開始
エー・ピーホールディングス (APHD) グループで地鶏の処理・加工を行う地頭鶏ランド日南は、ソラシドエアが展開する空陸一貫高速小口貨物輸送サービス「ソラチョク便」で、「恵比寿 希鳥」をはじめとした 7 店舗に、さばきたての「みやざき地頭鶏」をチルド帯で届ける流通を 4 月 19 日より開始する。
ソラシドエアによる「ソラチョク便」は、荷主からの引き取りや納品等の陸上輸送と航空輸送を一貫して行う、昨年 10 月からスタートしたサービス。航空業界では初めて、旭化成が開発したクラウド型生鮮品物流ソリューション「 Fresh Logi システム」の技術を活用し、より鮮度にこだわり、低環境負荷での鮮度保持輸送を実施する。
地頭鶏ランド日南から出荷される「みやざき地頭鶏」は、処理が終わるとすぐに「ソラチョク便」スタッフが西都市のセンターでピックアップし、その日のうちに羽田空港に届き、同サービスの配送車両にて各店へ配送される。これまで地頭鶏ランド日南社が自ら空港に持ち込んでいた荷物が「ソラチョク便」によって事業所にて回収されることにより大幅な省力化が叶えられるとともに、温度管理が重要な、非常に繊細な食材を店舗の営業スケジュールに合わせて託せるなど様々な懸案事項が解消されることで、より高品質なチルド配送が実現する。これにより、「みやざき地頭鶏」の素材としての素晴らしさに加え、高鮮度ならではのおいしさも味わうことができるようになる。
同社では、生産現地の地元企業同士が協同することで、今まで以上に産地と連携し地方創生や地元の食・食文化のブランディングを強化していく活動の一助となることを志す、より本質的な「生販直結モデル」の醍醐味を、店舗で体験してもらいたいとしている。
記事配信・制作協力/外食ドットビズ
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