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サッポロビール、CO2排出量を削減できる可能性がある大麦を発見

サッポロビールは、気候変動にともなう降雨量増加への耐性と麦芽成分のバランスを向上させる性質を併せ持つ大麦を、世界で初めて発見 ( 同社調べ ) し、日本育種学会第 141 回講演会で発表した。この大麦は、麦芽の製造期間短縮により CO2 排出量を削減できる可能性もあり、今後、気候変動に適応する大麦新品種として開発と検証を進め、実用化を目指す。

地球温暖化により降雨量の変化が懸念されているが、大麦は収穫時期の降雨により穂発芽することがあり、穂発芽した種子は麦芽の原料として使用できない場合がある。また、一般的に穂発芽耐性が強い大麦は、発芽の過程で溶けと言われる種子貯蔵物質 ( 澱粉や蛋白質など ) の分解が進みにくく、麦芽品質が低下する課題があった。

同社は、原料開発研究所 ( 群馬県太田市 ) が保有する大麦遺伝資源を探索し、世界で初めて、穂発芽しにくい性質と溶けが進みやすい性質を併せ持つ大麦を発見した。この性質を利用することで、麦芽成分のバランスを向上させ、ビールのおいしさにつなげたいと考えている。今後は、その効果を検証するとともに、育種パートナーとの連携により 2030 年までに新品種の登録出願を目指すとしている。

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

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