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外食トピックス

日本チェーンストア協会、2月のスーパー売上高は6ヶ月連続で前年比増に

日本チェーンストア協会は、会員企業 56 社・ 11,792 店を対象にした 2022( 令和 4) 年 2 月度チェーンストア販売統計を発表。 2 月は、新型コロナウイルス感染症の感染者の激増から政府がまん延防止等重点措置を適用したこともあり、内食化需要の傾向が続き食料品の動きは好調だった。衣料品は苦戦したが、住関品が堅調に推移したこともあり、総販売額は 1 兆 171 億 5072 万円 ( 店舗調整後前年同月比 106.1 % ) と 6 ヶ月連続で前年を上回った。

部門別では、食料品が 7168 億 3304 万円 ( 店舗調整後前年同月比 104.4 % ) 、衣料品が 407 億 6797 万円 ( 同 90.9 % ) 、日用雑貨品などの住関品が 1799 億 6712 万円 ( 同 103.5 % ) 、サービスが 27 億 1531 万円 ( 同 140.3 % ) 、その他が 768 億 6728 万円 ( 同 148.6 % ) であった。

なお、商品別の食料品関連の動きは以下の通り。

農産品は、じゃがいも、玉ねぎ、キャベツ、白菜、長ねぎ、スナップえんどう、もやし、カットサラダなどはまずまずの動きだったが、大根、トマト、きのこ類などは苦戦した。果物では、みかん、りんご、柑橘類、カットフルーツなどはまずまずの動きだったが、いちご、ぶどう、バナナ、アボカド、キウィフルーツなどの動きは鈍かった。

畜産品は、牛肉の動きは鈍かったが、豚肉、鶏肉はまずまずの動きだった。鶏卵の動きは良かったが、ハム・ソーセージの動きは鈍かった。

水産品は、サーモン、真あじ、真たら、うなぎ、塩蔵加工品、冷凍魚、冷凍えび・カニ、丸干、干物などの動きは良かったが、刺身盛り合わせ、まぐろ、たこ、ぶり、かれい、貝類、魚卵、ちりめん、海藻類などの動きは鈍かった。

惣菜は、温惣菜は、揚げ物、中華、煮物、焼き物などが好調だった。要冷惣菜は、和惣菜はまずまずの動きだったが、洋惣菜の動きは鈍かった。弁当、寿司の動きは良かった。

その他食品は、食用油、冷凍食品、乾麺、カップ麺、袋麺、鍋物関連、練製品、水物、豆腐、パスタ関連、菓子パン、和菓子、半生菓子、米菓、ビスケット、インスタントコーヒー、缶詰、ノンアルコール飲料などは好調だったが、米、乳製品、牛乳、飲料、アイスクリーム、食パン、カレー・シチュー類、納豆、漬物、キムチ、チョコレート、酒などの動きは鈍かった。

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

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