カクヤス、“酒呑み”ユーザーを対象に「今年のお花見」について調査を実施

カクヤスは、カクヤスメールマガジンに登録しているお酒好きな“酒呑み”ユーザーを対象に、今年(2022年)のお花見の予定やその行い方について、アンケート調査を実施した。
桜の開花も始まり、待望のお花見シーズンが幕を開けるとともに、延長されていたまん延防止等重点措置もようやく解除。昨年はお花見の実施に賛否両論があったが、コロナ禍になって三度目の春となる今春はどうなのか。アンケート調査を実施した2月下旬時点では、31都道府県にまん延防止等重点措置が発出されていた。現在はすべて解除されたものの、新たな変異株も確認されていることから、依然としてコロナ禍であることに変わりはない。
■昨年お花見をした人は34%で「鑑賞・散策のみ」が多数、新たなお花見文化が誕生か
まず、昨年(2021年)にお花見をしたかどうかを聞いてみたところ、「はい」は33.9%、「いいえ」は66.1%だった。昨年は、3月下旬からの約1ヶ月間は緊急事態宣言が解除されていたが、お花見を断念した人は多かったようだ。
そうした中、お花見をした人に対して、どんな工夫をしてお花見を楽しんだかを聞いてみたところ、最も多かったのは「鑑賞・散策のみにする」(73.5%)だった。これまでお花見といえば、「桜の木の下でブルーシートを敷いて大宴会」のイメージがあったが、食事中に感染リスクが高まるという情報が浸透したことで、飲食を伴わないお花見が主流となったよう。他には、「一人お花見」や「桜並木がきれいな道をドライブ」、「自宅の窓からお花見」という人もいた。
興味深いのは、従来のお花見スタイルとは異なることを嘆くのではなく、好意的にとらえている人が少なくないこと。「遠くへ行かなくても散歩の範囲で十分に楽しめるとわかった」、「ゆっくり歩きながら見る桜もきれいと感じた」、「初めてオンラインで友人と桜の画像、動画を提示して酒を飲みましたが、意外と楽しめました」などの意見があった。
■今年お花見をする人は45.4%、どんなお花見をするか第1位は「鑑賞・散策のみ」
では、今年(2022年)はお花見をするか聞いてみたところ、最も多かったのは、「する」で26.0%。次いで、「まだわからない」が22.3%、「緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が実施されていなければ、する」が19.4%、「しない」が16.9%、「お花見をしたいが自粛する」が15.5%だった。
現在、解除されているので「緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が実施されていなければ、する」と回答した人も含めた「2022年お花見をする」派は45.4%となり、「2021年花見をした」派(33.9%)を大きく上回ることになる。今年は昨年に比べてお花見の実施に抵抗感はないようだ。
そこで、「する」人に、どんな工夫をして楽しむ予定かを聞いてみたところ、最も多かったのはやはり「鑑賞・散策のみにする」(60.0%)だった。次いで、「人の少ない場所や時間帯で行う」(39.2%)、「少人数で集まる」(30.4%)と続いた。ユニークなところでは、「桜のミニ盆栽を愛でながら家族で宴会」、「桜系のお酒を家で飲む」、「三回目のワクチンが終わったメンバーのみで行う」などが挙げられた。「一人お花見」派もちらほら。コロナ禍をきっかけに、おひとりさまを堂々と楽しむ人が増えたと推測できる。
【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査対象:カクヤスメールマガジンに登録しているユーザー
調査期間:2月24日~2月27日
回収サンプル数:1,125
記事配信・制作協力/外食ドットビズ
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