5月のコンビニ売上高、全店・既存店ともに3ヶ月連続で前年を下回る
日本フランチャイズチェーン協会 (JFA) は、 JFA 正会員コンビニエンスストア本部 7 社 ( セイコーマート・セブン - イレブン・ファミリーマート・ポプラ・ミニストップ・デイリーヤマザキ・ローソン ) を対象にした 2020 年 5 月度のコンビニエンスストア統計調査月報を公表した。
5 月は、前月に引き続き、緊急事態宣言による在宅勤務や外出自粛等が来店客数に影響を及ぼし、全店・既存店ともに売上高が前年を下回る結果となった。一方、自宅で食事をする機会が増えたことにより、生鮮食品、乳製品、調味料等の売上が好調だったことに加え、冷凍食品や酒類等のまとめ買い需要もあり、全店・既存店ともに客単価は前年を上回った。
既存店ベースでは、売上高 8095 億 7800 万円 ( 前年同月比 10.0 %減 ) が 3 ヶ月連続のマイナス、来店客数 11 億 5696 万人 ( 同 19.9 %減 ) が 3 ヶ月連続のマイナス、平均客単価 699.7 円 ( 同 12.4 %増 ) は 8 ヶ月連続のプラスとなった。
また、全店ベースでは、売上高 8497 億 600 万円 ( 同 9.7 %減 ) が 3 ヶ月連続のマイナス、店舗数は 55,769 店舗 ( 同 0.4 %増 ) 、来店客数 12 億 2006 万人 ( 同 19.8 %減 ) が 3 ヶ月連続のマイナス、平均客単価 696.4 円 ( 同 12.7 %増 ) が 8 ヶ月連続のプラスであった。
なお、既存店ベースでの商品構成比および売上高前年同月比は、米飯類などの日配食品 35.2 % ( 売上高前年同月比 12.5 %減 ) 、アルコール飲料など加工食品 27.8 % ( 同 9.5 %減 ) 、雑誌・新聞など非食品 31.9 % ( 同 5.8 %減 ) 、コピー・宅配便などサービス 5.1 % ( 同 18.7 %減 ) であった。
記事配信/外食ドットビズ(2020/06/23)
制作協力/外食ドットビズ