繁盛店の扉 サッポロビール 飲食店サポートサイト

  • 業界情報業界情報
  • rise webrise web
  • ドリンクピックアップドリンクピックアップ
  • ビヤアカデミービヤアカデミー
  • お問合せお問合せ

外食トピックス

2020年4月の外食売上高、前年比60.4%と調査開始以来最大の下げ幅に

日本フードサービス協会(JF)は、会員企業(有効回収事業者数191社・店舗数37,982店)を対象とした2020年4月度の外食産業動向を発表した。なお、本調査は、新規店も含めた全店データを業界全体および業態別に集計し、前年同月比を算出したもの。
 4月は、新型コロナウイルスの影響を前月以上に大きく受け、深刻な事態となった。7都府県を対象に発令された7日の「緊急事態宣言」が16日には全国へと拡大され、外食店舗は、全国的に営業時間の短縮を要請された(概ね営業時間は朝5時から夜8時まで、酒類の提供は夜7時まで)。このため休業する店舗も増え、また、営業を続ける店舗でも、外出自粛の中での時短営業により客数が大幅に減少、4月の外食全体の売上は前年比39.6%減と、当調査開始以来最大の下げ幅となった。なかでもパブは前年比4.1%、居酒屋は9.7%と一桁台、またディナーレストランは16.0%、喫茶は27.6%とそれぞれ壊滅的な打撃を受けた。
 全体および業態別概況は以下の通り。( )は、業態合計の対前年同月比
■全体 (売上高60.4%・店舗数98.9%・客数59.9%・客単価100.8%)
■ファーストフード業態(売上高84.4%・店舗数98.8%・客数73.4%・客単価115.0%)
 商業施設立地の店舗で休業するところもあったが、多くは時間短縮の中で営業を続けた。FFは、他業態に比べ従来よりテイクアウト、宅配、ドライブスルーなどの「持ち帰り」需要に対応する基盤が整っており、全体売上は84.4%に踏みとどまった。
 特に、「洋風」は、ドライブスルー完備店などにより持ち帰り需要が大幅に増え、一部の店では店内飲食を中止してテイクアウト販売に限定したにもかかわらず、売上は102.8%と前年を上回った。だが、「麺類」と「その他」は、商業施設立地店の休業などが影響し、それぞれ売上45.4%、68.7%となった。「和風」と「持ち帰り米飯・回転寿司」は、持ち帰り需要の下支えがあり、売上はそれぞれ84.2%、78.4%に踏みとどまった。
■ファミリーレストラン業態(売上高40.9%・店舗数99.7%・客数40.7%・客単価100.6%)
 FFと同じく商業施設立地の店舗では休業したところもあったが、多くは時間を短縮して営業を続けた。持ち帰り需要を取り込むためにテイクアウトやデリバリーを強化するなどの努力も見られたが、もともと店内飲食が中心の業態のため、売上全体をカバーするほどの効果はなく、全体売上は40.9%と前年を大幅に下回った。
 業種別売上高は、「中華」は引き続き餃子などのテイクアウト・デリバリーが下支えとなり62.5%に踏みとどまったが、「洋風」「和風」はそれぞれ40.8%、35.1%。また、「焼肉」は、休業する店舗も多く30.9%となった。
■パブ/居酒屋業態 (売上高8.6%・店舗数95.7%・客数10.5%・客単価82.2%)
 飲酒業態は、「営業は夜8時まで、酒類提供は夜7時まで」と要請する自治体が多い中、多くの店舗が休業に踏み切った。一部でランチ営業を行う店舗もあったが、全体的に見れば事実上の活動停止状態で、「パブ・ビアホール」は売上4.1%、「居酒屋」は9.7%と壊滅的な打撃を受けた。
■ディナーレストラン業態(売上高16.0%・店舗数98.8%・客数17.1%・客単価93.7%)
 ディナーレストランも、営業時間等の制限で休業せざるを得ない店舗が多く、売上は16.0%となった。
■喫茶業態 (売上高27.6%・店舗数98.7%・客数33.0%・客単価83.6%)
 商業施設立地の店舗での休業に加え、ビジネス街立地の店舗でも多くが休業し、売上は27.6%となった。

記事配信/外食ドットビズ(2020/05/26)
制作協力/外食ドットビズ

過去の記事はこちら