繁盛店の扉 サッポロビール 飲食店サポートサイト

  • 業界情報業界情報
  • rise webrise web
  • ドリンクピックアップドリンクピックアップ
  • ビヤアカデミービヤアカデミー
  • お問合せお問合せ

外食トピックス

ホットペッパーグルメ外食総研、「食フェス」への参加実態・意向調査

リクルートライフスタイルの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は、「食に関するフェスティバル(食フェス)」の参加経験と今後の参加意向、好きな点・嫌いな点等に関するアンケートを実施した。
■最近3年以内の「食フェス」への参加経験者は21.5%
 最近3年以内の「食フェス」への参加経験について聞いたところ、全体では、21.5%が参加経験ありとしており、前回(2016年7月)の調査時より、5.9ポイントの上昇が見られた。性年代別では、20代女性が36.5%で最多。次いで30代女性が30.5%となっている。前回調査比では、20代女性と30代男女で9ポイント以上の上昇があり、若年層を中心にここ3年で「食フェス」の人気が高まってきていることが確認された。また、全性年代で前回調査よりも参加経験者が増加している。圏域別では、関西圏が23.4%で最多。逆に東海圏は17.6%と3圏域中では最も参加経験者が少なかった。関西圏は、参加経験者が同8.6ポイント上昇しており、「食フェス」がこの3年で最も人気の上がった圏域と言って良さそうだ。
■参加率トップ3は「B級グルメ・ご当地グルメ」「肉料理」「ラーメン」
 参加した「食フェス」のジャンルについて聞いたところ、参加率1位は「日本各地のB級グルメ・ご当地グルメに関するフェス」(39.8%)で、2位は「肉料理に関するフェス」(38.2%)、3位は「ラーメンに関するフェス」(31.8%)だった。トップ3はいずれも前回調査比で5ポイント以上の上昇で順調に人気を集めた。一方、4位の「ビール・地ビールに関するフェス」(30.0%)は、同-2.6ポイントと、やや参加率が下がった。3年前と比べると、最近はレモンサワー等ビール以外の酒類がブームになってきており、影響を受けた可能性も考えられる。
■今後の「食フェス」への参加意向は55.8%、3年前に比べ微減
 今後の「食フェス」への参加意向は55.8%と前回調査比で1.3ポイントのマイナスとなった。性年代別には、20代女性が68.6%で最も高く、次いで30代女性が66.6%など、現状主力の参加層で今後の参加意向も高い傾向にある。ただし、多くの性年代で参加意向はマイナスとなっている。順調に参加者を増やしてきた「食フェス」だが、今後は課題もありそうだ。
■今後参加してみたい「食フェス」、伸び幅では「肉料理」が1位
 今後参加してみたい「食フェス」のジャンルを聞いたところ、1位は「日本各地のB級グルメ・ご当地グルメに関するフェス」(70.0%)、2位は「肉料理に関するフェス」(66.8%)、3位は「ラーメンに関するフェス」(55.2%)と、参加フェスと同じトップ3であったが、前回調査からの伸び幅では、「肉料理に関するフェス」が+6.1ポイントと、動員数の伸び等が予想される。また、男女でジャンルの差が大きいことも分かった。男性が好むのは「肉料理に関するフェス」「ラーメンに関するフェス」「カレーに関するフェス」「ビール・地ビールに関するフェス」等。一方、女性は多くの年代で「日本各地のB級グルメ・ご当地グルメに関するフェス」「スイーツに関するフェス」「タイフェス、ジャマイカフェス、スペインフェスなど各国料理に関するフェス」等への参加意向が強い。
■課題は「混んでいる」こと、「高い、コスパが良くない」が増加傾向
 「食フェス」の好きな点・嫌いな点について聞いたところ、好きな点では、1位「普段は食べられないものが食べられる、飲める」(62.5%)、2位「おいしいものが食べられる、飲める」(54.6%)、「一度にたくさんの種類が楽しめる」(50.0%)が挙げられた。一方、嫌いな点としては、1位「混んでいる」(77.5%)が好きな点のトップのポイントを上回った他、3位「高い、コスパが良くない」(36.7%)、4位「天候に左右される」(35.2%)が、前回調査比で+5ポイント以上上昇しており、課題になってきている。

【解説】
 毎週末のように、各種会場や野外で開催されるようになった「食フェス」について、前回調査との変化を含め、参加経験と今後の参加意向を調べた。最近3年以内の参加経験では、参加経験者が前回調査15.6%から今回21.5%と、約6ポイント上昇している。ジャンルに関しては、前回調査に比べて「B級グルメ・ご当地グルメ」「肉料理」「ラーメン」等、参加経験率上位のジャンルが順当に参加経験者を増やし、今後の参加意向では「肉料理」が人気を伸ばしている傾向だ。ただし、「食フェス」への参加意向は、前回調査に比べて微減。20代女性や50・60代男性では今後の参加意向が前回比プラスなのに対し、40~60代女性や40代男性等、他の性年代では参加意向率が前回比マイナスとなっている。女性では「混んでいる」「座って食べられない」「高い・コスパが悪い」「天候に左右される」「衛生状態が不安」等が、多くの年代で男性よりも不満点として挙がっており、参加者数を順調に伸ばしてきた半面、今後の課題も明らかになった形だ。

【調査概要】
調査方法:インターネットによる調査(首都圏、関西圏、東海圏における、夕方以降の外食および中食のマーケット規模を把握することを目的に実施した調査の中で、食フェスの参加経験や参加意向、参加経験のある食フェスの種類、食フェスの好きな点・嫌いな点、食フェスに求めるものの変化などを聴取
調査期間:4月1日~4月9日
調査対象:首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城)、関西圏(大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀)、東海圏(愛知・岐阜・三重)に住む20~69歳の男女(マクロミルの登録モニター)
有効回答数:11,999(首都圏5,986、関西圏3,081、東海圏2,932)

記事配信/外食ドットビズ(2019/05/29)
制作協力/外食ドットビズ

過去の記事はこちら