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FILE:02 1901年の年伝説 伊藤博文内閣の崩壊

この世界には、「伝説」として語り継がれる
様々な逸話が存在する。

「人の手によって成し遂げられた偉業」
「ある国や地方で語り継がれる言い伝え」
「謎に包まれた未確認生物」

それはいつの時代も、
私たちの未知なる世界への
好奇心を駆り立ててきた

あなたは、

そんな伝説が
サッポロビールにも存在する

というウワサをご存知だろうか?

それはビールの売り上げ数といった
企業が達成した記録ではなく、
サッポロビールに関する、
ある人物にまつわる話だという。

そしてあろうことか、
その伝説の人物はいまも存在し、

あなたはすでに
遭遇しているかもしれない
というのだ。

それは一体どういうことなのか…?
その正体を探るべく、
いくつかの証言をご覧いただこう。

どうやら、
伝説の人物がいまも存在する
というウワサは本当のようだ。

そして今回、我々はついに、

その人物の姿をとらえることに
成功した。

早速、その写真をご覧いただこう。

男の名前は、海老原 清。

えびはら

きよし

これだけでは
彼が伝説と呼ばれる所以はまだ分からないが、
この一枚から、
なにか特別な雰囲気を感じないだろうか…?

それでは次に、
「すでに遭遇しているかもしれない」
とはどういうことなのだろうか…?

その核心に迫るべく、
いくつかの目撃情報を頼りに、
彼の所在地を明らかにすることに成功した。

それは、東京・銀座の中央通7丁目、
現存する日本最古のビヤホール、

「ビヤホールライオン 銀座七丁目店」

大勢のビール好きで賑わうこの場所に、
伝説の男・海老原 清がいるというのだ。

彼の正体は一体何者なのか。
連日この店に訪れる常連客なのか、
はたまた、何か特別な経歴を持った人物なのか

あなたはもう、この真相が
お分かりだろうか…?

真相-Truth-

いよいよ伝説の正体が
明らかになろうとしているいま。
最後に、その真相に辿り着くには、
いくつかの条件を満たす必要があるというのだ。

ひとつは、

「月曜日と金曜日」

にしか彼を目撃することはできない。

つぎに、

「19時以降」

でないと、彼に出会うことはできない。

そして最後に、

「海老原さんで」

という合い言葉を忘れてはいけない。

皆様はもう、彼の正体がお分かりだろうか…?

そう、海老原 清の正体は、

ビヤホールライオン 銀座七丁目店の
従業員だったのだ。

そして彼が伝説と呼ばれる理由、
それは、

「一度注ぎ」と呼ばれる
ビールの注ぎ方にあるのだ。

途切れることなくビールを一度で注ぐ様は、
まさに熟練の技。

完成した一杯は
一見すると普通のビールのようだが、
出来上がった泡は、
泡持ちが良く飲み口も滑らか。

その味わいの差は歴然なのだ。

そして人々はいつしか彼を

「伝説の注ぎ手」

と呼ぶようになったのだとか。

長年の経験で培われた技術はもちろん、
ビールを愛する情熱、
そしてなによりもお客様への感謝の気持ちが
この味わいを生み出しているのだ。

いかがだっただろうか?

海老原はこう語る、

「50年以上この仕事を
続けることができたのは、
お客様をはじめとする、
支えてくれた皆様のおかげ。
感謝の気持ちを込めて、
これからも
品質の高いビールをお届けします」

この道50年以上の
まさに「生きる伝説」がつくる渾身の一杯。
あなたも、伝説を確かめるべく、
是非お店へ足を運んでみてはいかがだろうか。

ビヤホールライオン 銀座七丁目店に潜む
伝説の男「海老原 清」。
次の伝説の証人になるのは、
あなたかもしれない。

8月4日は「ビヤホールの日」詳しくはこちら

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1925年の年伝説ポスターに隠された秘密のメッセージ
完-End-
出典:『小心者の大ジョッキ』 端田晶 著
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