9月1日、岩手県北から青森県南にまたがる5市町で構成される県北ホップ農協所属の農家を訪ねた。黙々と作業を続ける人々の表情は、いささか険しい。前日、岩手県大船渡市に上陸後、県内を北上し同地域を直撃した台風10号の影響が、どれほど広がっているか心配なのだ。ホップ農家にとって、一年の総決算である収穫期を台風が襲った。台風の直撃など滅多にない地域にとって、想定外の自然の猛威になす術もなかった。見れば、所々ホップ畑が茶色に変色している。やはり、収穫量に影響するだろうか。不安と期待が交錯する。