みやふじ
和やかな雰囲気の寿司屋さん

富士屋ホテル近くの路地を入ったところにある、アジ丼で評判の寿司屋さんが「みやふじ」。昼どきともなると、狭い路地には長蛇の列ができるそうです。
引き戸を開けると中はカウンターとテーブル席、奥には座敷もあって昭和の雰囲気が漂います。ご主人の一藤木洋一さんはこの道50年のベテラン職人。次々とやってくるお客に威勢良く声をかけ、その横で奥さんがにこやかに出迎えます。店内にはご主人が趣味で作ったというミニチュアの千羽鶴が飾られて、思わず和んでしまいます。

ベテラン職人が作る元祖アジ丼

カウンターではご主人が相模湾で獲れた新鮮なアジの薄皮を手際よく剥がし、特製のタレにさっとつけて丼に盛りつけます。今ではよく見かけるアジ丼ですが、25年前、漁師にヒントを得て考案したときは画期的な料理だったとか。
ほかにもアジとイカを味噌味でなめろう風に仕上げた漁師丼や、トロのすき身に小田原産の梅肉を巻いたみやふじ巻きなど、オリジナルメニューがずらり!外国のお客さんも多く、テーブルに貼られた寿司の写真を見ながら注文しています。ご主人、英語は話さないけれど、温かい人柄でコミュニケーションはばっちり!

箱根から世界に、美味を発信!

いただいたアジ丼は、身がプリプリとして新鮮そのもの。軽く和えたタレにネギやゴマを効かせた、シンプルながら奥の深い味です。ここ宮ノ下といえば箱根駅伝の中継地点で、正月には見物客でごった返します。年末には練習で走るランナーに、「ご苦労さん」と声をかけるのが、ご主人の習わしだそう。50年も駅伝を見てきた一藤木夫妻、毎月箱根神社へのお参りを欠かさず、地元への愛着もひとしおです。富士山を描いたサッポロの箱根限定ラベルは外国の人にも人気で、お土産に渡すことも。歴史ある土地でアジ丼は、世界へとたすきをつないでいるのかもしれません。

みやふじ
電話0460-82-2139
住所神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下310
営業時間11:30~15:00 17:30~20:00
定休日火曜
アクセス箱根湯本駅からバス「ホテル前」下車
URLhttp://www.miyafuji.net/
紹介メニューアジ丼 1,575円

取材協力/ミスモ箱根

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