ワインとフルーツで作る「サングリア」。今回は、定番の赤ワイン・白ワインでのサングリアのおいしい飲み方、サングリアに合うフルーツ、おすすめの作り方をご紹介していきます。
目次
サングリアとは?
サングリアとは、ワインにさまざまなフルーツやシナモンなどを加えて作る、スペイン生まれのお酒のことをいいます。フルーツのおいしさがワインに馴染んだ、ほんのり甘くてフルーティーな味わいが特長です。サングリアの作り方はとっても簡単で、好きなフルーツをカットしてワインに入れるだけです!ぜひ、ご家庭でもチャレンジしてみてください。
なお、こちらでは、赤ワインや白ワインを使った定番サングリアのレシピを紹介していますが、ロゼやスパークリングを使ったサングリアのレシピも公開中。詳しくはこちら。
サングリアに合うワイン
まずは、主役のワイン選び。ここでは、サングリアにおすすめの赤ワインと白ワインの特徴と、飲みやすく手軽にお試しいただけるワインを選びました。 ぜひ試してみてください。
赤ワイン
サングリアはいろんなワインで作れますが、定番は赤ワイン。 渋味の少ない赤ワインが、サングリアにはおすすめです。フルーツの甘味と調和しやすいため、フルーティーさがより増しますよ。 ピノ・ノワール種など口当たりの柔らかな赤ワインを選んでみるのがいいでしょう。
・うれしいワイン 酸化防止剤無添加(赤)
(参考小売価格:税抜 507円)
ややコクのある赤ワイン。果実味が豊かで柔らかな飲み口です。
・[イエローテイル] ピノ・ノワール
(参考小売価格:税抜 1,015円)
ベリーやチェリーの濃厚な香りが特長的な赤ワイン。酸味が控えめなので、サングリアにすればよりフルーツの甘さが際立ちます。
マリウス ルージュby ミシェル・シャプティエ
(参考小売価格:税抜1,100円)
程よい凝縮感のある赤い果実の風味と、シルクのような滑らかなタンニンが感じられる赤ワインです。
白ワイン
白ワインで作るサングリアも、見た目がさわやかで素敵です。サングリアに使う白ワインは、さわやかな香りのするものを選ぶのがおすすめです。すっきりとした味わいとフルーツの甘味のバランスが良くなりますよ。
・うれしいワイン 酸化防止剤無添加(白)
(参考小売価格:税抜 507円)
フルーティーでさわやかな口当たりが特長の白ワインです。
・[イエローテイル ]シャルドネ
(参考小売価格:税抜 1,015円)
バニラやココナッツの香りのコンビネーションが特長的。シトラスやトロピカルフルーツのような、さわやかでフルーティーな味わいが楽しめます。
・マリウス ブランby ミシェル・シャプティエ
(参考小売価格:税抜1,100円)
果実味に溢れ、程よい酸味と熟した果実のニュアンスがバランスよく感じられる香り高い辛口の白ワインです。
サングリアに合うフルーツ
サングリアのワイン選びが終わったら、次はフルーツを選びます。 ここでは、赤ワイン、白ワインそれぞれのサングリアにおすすめのフルーツを紹介します。
〇赤ワインに合うおすすめフルーツ
サングリアは、どんなフルーツとも組み合わせが可能ですが、赤ワインに良く合うのは、イチゴやブルーベリーなどのベリー系のフルーツです。リンゴや桃などのバラ科のフルーツとも相性が良いので、赤ワインベースでサングリアを作る場合は、この中から好きなフルーツを組み合わせるといいでしょう。
〇白ワインに合うおすすめフルーツ
白ワインのサングリアに合うフルーツは、グレープフルーツやレモン、ライムなどの柑橘類です。 マンゴーやパイナップルのトロピカルフルーツともよく合います。白や黄色のフルーツ(桃、梨、りんご、オレンジなど)を合わせると、色合いがきれいなサングリアになりますよ。
赤ワインのサングリアレシピ
〇赤ワイン&缶詰フルーツ
材料(1.2Lピッチャー分)
赤ワイン(750ml) 1/2本
フルーツミックス缶 1缶
イチゴ 1/2パック
オレンジ 1個
シナモン 適量
グラニュー糖 適量
作り方
1.適当な大きさにフルーツをカットする。
2.1のフルーツとフルーツ缶の中身を、シロップと一緒にピッチャーに入れる。
3.シナモンを加え、そこに赤ワインを注ぐ。
4.甘みが足りないようであれば、適宜グラニュー糖を加えて混ぜ、味を整える。
白ワインのサングリアレシピ
〇白ワイン&フルーツ
材料(4~5人分)
白ワイン(750ml) 1本
キウイ 1個
りんご 1/2個
レモン 1/2個
ライム 1/2個
パイナップル(輪切り) 2枚
グラニュー糖 大さじ1~2
ミントの葉 適量
作り方
1.レモンとライムは輪切りに、リンゴやキウイ、パイナップルは適当な大きさにカットする。
2.ピッチャーに1のフルーツを入れ、そこに白ワインを注ぐ。
3.グラニュー糖を加えて、味を整える。
4.ミントの葉を飾ってできあがり。
サングリアを作るときの注意点
サングリアを作る際に注意すべきは、「作り置きできない」ということです。味や質の問題だけではなく、日本国内では酒税法に違反する恐れがあります。 ここで「梅酒を作っている家庭は多いのに、大丈夫なの?」という疑問を持った方は多いのではないでしょうか。家庭で楽しむ場合に限り、以下の条件のもとであればお酒に手を加えることは違法ではありません。
・アルコール度数20度以上のお酒を使用する(果実酒用のホワイトリカーなど)
・家庭でのみ楽しむ
ただし、加えてはいけないものもありますので、詳しくは国税庁のホームページをご覧ください。
(国税庁HP:https://www.nta.go.jp/taxes/sake/qa/06/32.htm)(外部サイトにリンクします)
ワインは高いアルコール度数のものでも13~14度程度。そのため、梅酒で使用するホワイトリカーのように、気軽に果実を長期間漬け込むことはできません。もし漬け込んでしまうと、新たなワインを醸造(無免許製造)することになってしまいます。 サングリアを作る際は、発酵してしまわないよう、飲む前に果実とワインを合わせましょう。うっかり残って容器の中で発酵させてしまった、という事態にも注意が必要です。 直前に混ぜても、フルーツの酸味とワインの味わいはしっかり楽しめるように仕上がりますので、安心してお楽しみください。
※ワインについては、記事掲載時点での情報です。
まとめ
フルーツとワインさえ用意すれば作れるサングリア。 ベースとなるワインに何を使うか、どんなフルーツを選ぶかで、いろんなアレンジを楽しめるのも魅力です。 見た目が華やかなので、ホームパーティーなどにも活躍すること間違いなし。普段あまりワインを飲まないという人でも、きっと楽しめること請け合いです。
■今回ご紹介したワインの購入はこちらから(外部サイトにリンクします)