ワインは一度開封すると、酸化によって時間とともに風味が変化します。家飲みでワインを楽しむ時は、最後までおいしく飲むために、数日で飲みきるのがよいとされています。
初心者さんの場合、「短期間でそんなにたくさん飲めない」と不安な方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな方におすすめのハーフボトルのワインについて紹介します!
目次
人気急上昇!ハーフボトルのワインとは
ワインのハーフボトルとは、その名のとおり通常サイズ(750ml)のちょうど半分、375mlの容量で製造されたワインのことです。グラス3杯分程度の量があり、3人で飲む場合は1人あたり125mlとなります。
小ぶりなボトルは可愛らしく、価格もお手頃です。ワイン初心者の方はもちろん、ワイン好きの方からも近年注目を集めています。
ハーフボトルのワイン”5つの魅力”
ハーフボトルのワインをあえて選ぶ理由は、5つの魅力があるためです。
一人や少人数で飲みきれる
ハーフボトルのワインは、通常どおりに飲むとグラス3杯分、3人分です。1日1杯飲んだとしても3日で飲みきれる量のため、酸化でワインの味わいが劣る前に飲みきれます。
気になるワインを気軽に試せる
飲みきりサイズでちょうど良いハーフボトルは、気になるワインをお試しで購入する時にも便利です。通常サイズのワインを購入してしまうと、万が一好みに合わなかった場合、飲みきれない可能性があります。
ハーフボトルであれば、多少好みに合わなくても飲みきることができるでしょう。そのワインが気に入れば、改めて通常サイズの購入や、劣化を避けてハーフボトルを再度購入する方法もおすすめです。
お料理に合わせた適量を楽しめる
小容量のため、様々なワインを料理に合わせて開けることができます。一度開けても数日で飲みきれる量であることから、お料理に合わせて「今日はこっち、明日は昨日開けたあれにしよう」と無理なく適量を楽しめます。
気軽に自分へのご褒美として楽しめる
ハーフボトルは価格も比較的安価なため、自分へのちょっとしたご褒美にも最適です。記念日を家族や恋人と少人数でお祝いする時も、ハーフボトルなら高級ワインも少し価格を抑えることができます。
飲みきりサイズのギフトとして
一人暮らしや夫婦で暮らしている友人、家族へのギフトとしてもおすすめです。ハーフボトルなら複数の種類をセレクトして、飲み比べセットとしてプレゼントできます。ワインのみをプレゼントしたり、おつまみや料理の素材と組み合わせたりしても良いでしょう。
初心者におすすめハーフボトルワイン3選!
飲みきりやすいハーフボトルとはいえ、できれば好みの味わいのものを選びたいですよね。初心者さんが自分にぴったりのワインを選べるよう、おすすめのハーフボトルワインを紹介します。
ワインの渋味が苦手と感じる方には・・・
ワイン特有の渋味が苦手という方もいるのではないでしょうか。渋味はブドウの果皮や種などに含まれるタンニン由来のものです。そのため、果皮や種も含めて果汁を絞る赤ワインに多くのタンニンを含んでいます。
ワインの渋味が苦手な方は、渋味の穏やかなロゼワインや白ワイン、スパークリングワインから試してみましょう。また、甘口ワインを選ぶと一層飲みやすさを感じます。
・マルティーニ アスティ・スプマンテ 375ml(参考小売価格:オープン価格)
甘口で飲みやすい白のスパークリングワインです。フルーティーでさわやかな香りと味わいはモスカート・ビアンコ種の特長をよく引き出しています。タルトやジェラート、ペストリーなど幅広いお菓子とよく合います。
購入はこちらから(外部サイトにリンクします)
辛口の白ワインや赤ワインに挑戦してみたい方には・・・
辛口の白ワインを選ぶ時は、口当たりや酸味のバランスが大切です。初めて辛口白ワインを飲む方は、どっしりしすぎないミディアムボディの白ワインをおすすめします。赤ワインは、渋味の穏やかなミディアムボディのものがおすすめです。ミディアムボディで口当たりが良く、バランスの取れた印象のものが多いため、どんな料理にでも合わせやすいのが特長です。
ワインにはミディアムボディの他、ライトボディとフルボディの3タイプがあります。それぞれの特長については、以下のページをぜひチェックしてみてください。
「まずは覚えたいワインの基本用語「ボディ」について徹底解説」
・ラブレ・ロワ シャルドネ ヴァン・ド・フランス 375ml(参考小売価格:税抜754円)
フランス産のシャルドネ種を100%使用した白ワインです。ライムを想わせるフレッシュな香りと爽やかでキレのよい口当たりが特長のフレッシュな白ワインです。
魚介料理との相性が抜群で、寿司、刺身などとの組み合わせもおすすめです。
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・ラブレ・ロワ ピノ・ノワール ヴァン・ド・フランス 375ml(参考小売価格:税抜754円)
ミディアムボディで程良い渋味の赤ワインです。繊細かつ豊かな味わいに仕上がっており、南フランス産のピノ・ノワール種の魅力を最大限に引き出しています。
クリームシチューやカマンベールチーズなど、クリーミーで濃厚な味わいの料理・おつまみとよく合います。
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もっと手軽に挑戦できる小容量ボトルワイン5選!
前の項目ではハーフボトルのワインをご紹介しましたが、ハーフボトルでも飲みきる自信がないという方のために、ハーフよりさらに容量の少ない、ミニボトルのワインをご紹介します。
ここでは、もっと手軽にワインに挑戦できるよう、スクリューキャップ式の小容量ボトルワインを紹介します。
果実味が楽しめる【赤】小容量ボトルワイン
様々な香りや味わいが楽しめるワインは、リンゴや桃、アプリコットなどブドウ以外の果実のニュアンスを感じることがあります。ワインの「果実味」を楽しみたい方は、商品紹介などで果実の風味について触れられているものを探しましょう。
果実味が楽しめる赤ワインとして、おすすめの2種類を紹介します。
・[イエローテイル]シラーズ 187ml(参考小売価格:税抜322円) / 750ml (参考小売価格:税抜1,015円)
フルボディで力強さを感じる、辛口の赤ワインです。果実がしっかりと熟してから収穫しており、味わいも香りも豊かな一本です。一口含めば、ベリーやバニラの香りの中に、程良く抑えられたタンニンと果実の甘味が顔を出します。
BBQやペッパーステーキなど肉料理の定番に加えて、エスニック料理など独特の香りが魅力的な料理にもおすすめです。
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・ヴィアラ・サンジョヴェーゼ 250ml(参考小売価格:税抜463円)
辛口ながら程良い強さに抑えられた、ライトボディ寄りの赤ワインです。サンジョヴェーゼ種のみを使用しており、フルーティーなイチゴの香りとスパイシーなニュアンスを楽しむことができます。
渋味が少ないためトマトソースのパスタや、軽めの肉料理にぴったりです。
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魚料理に合わせたい【白】小容量ボトルワイン
魚料理にワインを合わせて楽しみたい時は、定番の白ワインがおすすめです。赤ワインに比べるとタンニンの量が非常に少なく、ワイン特有の渋味に慣れていない初心者さんにもよく好まれます。
基本的に白ワインなら魚料理に合いやすい傾向にありますが、中でもおすすめな小容量ボトルワインは以下の2種類です。
・[イエローテイル]シャルドネ 187ml(参考小売価格:税抜322円)/ 750ml(参考小売価格:税抜1,015円)
シャルドネ種は、白ワイン用のブドウとして代表的な品種の1つです。オーストラリアのワイナリー、[イエローテイル]のシャルドネは、辛口でフルボディ寄りのしっかりとした味わいに仕上げられています。
バニラとココナッツのクリーミーな香りの中に、ふっと浮かぶトースト香が特長的ですが、口当たりはさわやかで最後まですっきりと飲み干せます。
網焼きなど素材の味を活かした魚料理におすすめです。
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・ヴィアラ ガルガネーガ・トレッビアーノ 250ml (参考小売価格:税抜463円)
魚のグリルやパスタなど、イタリアンと合わせたい方におすすめの一本が、ヴィアラ ガルガネーガ・トレッビアーノです。辛口ながらライトボディ寄りのため、軽やかで柔らかな味に仕上がっています。
レモンやバナナの香りがただよい、フルーティーな印象で、バランスの良さが特長です。
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テーブルが華やかに【スパークリング】小容量ボトルワイン
ワイン初心者さんにも飲みやすいのが、炭酸のきめ細かな泡と刺激がのどに心地良い、スパークリングワインです。食前酒としてはもちろん、食事中の料理や食後のデザートとも合わせることができます。
ちなみにフランスの特定地域・製法で造られたものはシャンパーニュと呼ばれますが、種類としてはスパークリングワインに該当します。
手頃な価格で家飲みにぴったりのスパークリングワインは、以下の2種類です。
・オペラ ブリュット 200ml(参考小売価格:税抜452円)
フレッシュでキリリとした口当たりが特長の、辛口のスパークリングワインです。オペラ座をイメージしたラベル(エチケット)デザインは、家飲みの卓上をエレガントに演出してくれます。
エレガントな味わいはカルパッチョや魚介類の刺身などシーフード系に合う他、パスタ料理との組み合わせもおすすめです。
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※ワインについては、記事掲載時点での情報です。
まとめ
家飲みでワインを楽しみたい時は、ハーフボトルやミニボトルのワインがおすすめです。特に初心者さんの場合、慣れないうちは通常サイズでは酸化が進む前に飲みきれないこともあります。
小容量のワインなら高級ワインも手頃な価格で購入できるため、より多くの種類のワインを試してみたい方も、まずはハーフボトルやミニボトルから試してみてはいかがでしょうか。
家飲みにぴったりなワインの購入はこちら
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