アルコール依存症

長期間にわたって大量の飲酒を続けていると、しだいにお酒を飲まずにはいられない状態になります。これが、アルコール依存症です。
今夜だけはお酒を飲むまいと思っても、夕方になるとつい飲んでしまう。適量でやめようと思っても、いつも限度を超してしまう。そしてお酒が切れてくると、イライラ、手の震え、寝汗、不眠、ついには幻覚症状があらわれるようになります。こうなると、家族にあたりちらしたり、仕事でミスをおかしたり、人間関係がうまくいかなくなったりします。

出典: 尾崎米厚、松下幸生、白坂知信 他 「わが国の成人飲酒行動およびアルコール症に関する全国調査」より
依存症とうつ病を併発する人が増えている
アルコール依存症とうつ病は高い頻度で合併することがわかっています。米国での調査では、アルコール依存症の約28%がうつ病を合併しており、アルコール依存症でない人の3.9倍多いとされています。うつ病の抑うつ気分や不眠を解消するための飲酒からアルコール依存症になるケース、アルコール依存症による大量飲酒が抑うつ気分を強めているケースなどさまざまですが、いずれの場合も、まず断酒することが治療の第一歩となります。




















