サッポロビール株式会社
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2009年サッポロビールマーケティング方針〜サッポロビールにしか出来ない企業活動を強化〜

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2009年1月8日

サッポロビール株式会社(本社・東京、社長・福永勝)では、ビール、ワイン・洋酒、焼酎など全ての商品・サービスの提案において、「お客様の楽しく豊かな生活を、より楽しく豊かにすること」を目指し、企業メッセージである「おいしさも、安心も、サッポロビールはすべて責任品質」の具現化を通じて、サッポロビールにしか出来ない企業活動を一層強化することで、販売・利益目標の確実な達成に取り組みます。
 
 本年は中期経営計画の2年目にあたります。持続的成長を実現するために「酒類文化創造企業」への脱皮をゴールとして、引き続き「高付加価値創出」への事業モデル転換を図るとともに、強固な事業基盤構築に向け、コスト構造改革を行っていきます。
特に、日本企業初の「ドイツ連邦栄誉賞金賞」を昨年受賞し、国内外から高い評価を頂戴している「協働契約栽培」を始めとして、当社にしか出来ない企業活動を一段と強化していきます。コミュニケーションキャッチコピーは、新たに「素材で選べばサッポロビール」を採用、様々な分野での魅力的な商品・サービスの提案を実行します。また、企業活動全体を通して、2009年戦略テーマをお客様価値の原点である「おいしさの追求」とし、マーケティング戦略を展開していきます。

<ビール事業>
当社の事業基盤を成すビール事業では、「ヱビスブランド」の新しい成長ステージを目指し、キーコンセプトを「ヱビスは時間をおいしくします」に一新するとともに、ヱビスブランド史上過去最大の広告出稿を行い、新たな商品戦略を展開します。
 一方、厳しい経済環境を背景に拡大が予想される新ジャンル市場では、パイオニア商品「ドラフトワン」、昨年発売以降大好評を頂いている「麦とホップ」の強化に加え、サッポロならではの「新しいおいしさ価値」の提案を積極的に行っていきます。
また、環境問題への取り組みにも注力します。当社の「原料へのこだわり」をベースに可能となった「カーボンフットプリント表示」は、経済産業省のガイドラインに沿って、主力商品の「サッポロ生ビール黒ラベル」で試験販売に取り組むことで、環境貢献への強い意志を訴求します。
更に、家庭用・業務用両市場での提案営業に加え、昨年本格的に稼動を始めた営業支援事業会社のスターネット社を通じた家庭用市場への取り組みを強化し、お客様接点でのブランド発信を拡大していきます。
<ワイン洋酒事業>
ワイン事業では、輸入ワインの[イエローテイル]が引き続き堅調に推移しており、昨年再投入したチリワイン「サンタリタ」等と共に本年も更なる市場拡大を目指します。国産ワインでは、伸長する酸化防止剤無添加ワイン市場での売上拡大とグランポレールの市場浸透を強力に推進します。
<焼酎事業>
焼酎事業は一昨年より新設された「焼酎戦略部」主導で、ビールと同様にこだわった原料を用い、本場九州の蔵元でつくる本格焼酎(乙類)を中心に、その魅力を情報発信していきます。

こうした「サッポロビールならではの企業活動」を通じて、2009年を更なる企業価値向上の年と位置づけ、全社一丸となって取り組んでいきます。


1.2008年の販売状況
(1)市場の概況
 2008年のビール・発泡酒・新ジャンル合計の総需要は、前年比約97%強と推測されます。ビールは
約94%、発泡酒は約93%、新ジャンルは約114%の前年比となった模様です。ワインの総需要の前年比は、輸入、国産、ワイン合計ともに前年並み(当社推定)となった模様です。焼酎の総需要の前年比は約98%となった模様です。
(2)当社の概要
ビール類 
 ビールは3,547万函(前年比95.4%)、発泡酒は577万函(同73.7%)、新ジャンルは
1,506万函(同91.2%)となりました。
 
<2008年 サッポロビール販売実績>
 
黒ラベル     2,155万函  95.3%
ヱビス計     1,082万函  90.3%
ビール合計   3,547万函  95.4%
発泡酒合計     577万函  73.7%
新ジャンル合計 1,506万函  91.2%
総合計      5,630万函  91.5%

         ※本実績は、国内での売上実績です。
ワイン洋酒
通期の売上函数は、輸入ワインで74万函(前年比100%)、国産ワインで132万函(同比104%)、合計で206万函(同比103%)となり、洋酒で53万函(同比102%)となりました。輸入ワインでは、[イエローテイル]、昨年から販売した「サンタリタ」が伸長しました。国産ワインでは、伸長する酸化防止剤無添加ワイン市場へ新商品「アロマルージュ/ブラン酸化防止剤無添加」を投入した結果、当社の酸化防止剤無添加ワイン合計では前年比179%となり、シェアアップに大きく寄与しました。また「グランポレール」シリーズも、国産ぶどう100%プレミアムワインの品質が評価され大幅に伸長しました。

・[イエローテイル]                158千函(前年比 102%)
・「ベリンジャー」                  43千函(前年比  93%)
・「ラ・キュべ・ミティーク」             30千函(前年比  80%)
・「サンタリタ」                   12千函
・「酸化防止剤無添加ワイン」合計            250千函(前年比  179%)
・「グランポレール」シリーズ             11千函(前年比 122%)

焼 酎
通期の売上高は前年比13%増の110億円になりました。3月には麦焼酎「黒和ら麦」発売に加えて、蕎麦焼酎「蕎麦玉」、わさび焼酎「つんと」を家庭用市場で発売しました。また5月には「トライアングルスムース」、9月には芋焼酎「からり芋とろみ」「頑徹」(共に数量限定)、10月には「つんと」300ml、山椒焼酎「ぴりっと」を発売してラインナップを拡充しました。またエリア施策を遂行し、「和ら麦」「からり芋」は総需要を大きく超える前年比となりました。




・当社売上高               110億円(前年比 113%)
・販売函数              2,744千函(前年比 118%)
・トライアングル計            388千函(前年比  90%) 
      和ら麦             49千函(前年比 120%) 
     からり芋             56千函(前年比 127%) 
      つんと             11千函(前年比 221%)

2.2009年のマーケティング戦略
 
 2009年のビール・発泡酒・新ジャンル合計の総需要の前年比は約98%弱、ビールは約95%、発泡酒は約93%、新ジャンルは約109%になると推測します。ワインの総需要の前年比は、輸入、国産、ワイン合計ともに前年並みに、焼酎の総需要の前年比は、約99%になると予想します。

企業ブランド力向上に向けて
企業メッセージ :          「おいしさも、安心も、サッポロビールはすべて責任品質」
コミュニケーションキャッチコピー : 「素材で選べば サッポロビール」
2009年戦略テーマ :       「お客様価値の原点=おいしさ」の追求

ビール事業
 ビール事業における重点方針は、
・高価格市場における存在感を更に高めるため、「ヱビスブランド」への集中
・成長が予想される新ジャンル市場での売上拡大のため、ポートフォリオ強化
の2点となります。
<ヱビスブランド>
キーコンセプトを「ヱビスは時間をおいしくします」に一新し、変化するお客様の価値観やライフスタイルに対応し、ヱビスが傍にあることで提供できる「豊かな時間」をあらゆる角度から訴求していきます。新商品では3月に「シルクヱビス」を期間限定で発売し、従来のヱビスユーザーに加え、女性をイメージターゲットとして、需要拡大を目指します。コミュニケーションでは、浅野忠信さん・小泉今日子さん・高橋幸宏さんの3名を起用し、何気ない日常の毎日に「ヱビス」があることで豊かになっていく“時間”を表現していきます。プロモーションでは、四季や催事、食と連動した提案を継続的に実施していきます。
<サッポロ生ビール黒ラベル>
「生のうまさ」を徹底訴求することで、生ビールの代表としての地位を確立させるべく更なる独自のブランド強化を図ります。情報発信では、成熟した基軸ビール市場で、コアユーザーの飲用量向上に主眼を置いた発信に注力します。TVCMでは、お客様からも高い評価をいただいた「繁盛店の生シリーズ」を、継続訴求していきます。キャンペーンでは、最盛期へ向けた4月〜6月にかけてクローズドキャンペーンを実施し、需要を喚起します。
<サッポロ 麦とホップ>
長期熟成製法と協働契約栽培100%により実現した味覚優位性を、キャッチコピーである「ビールと間違えるほどのうまさ」で、広告・店頭の両面から徹底訴求していきます。昨年12月のリニューアルでは、幅広い世代に受け入れられるよう、品質感・上質感をより高めた新パッケージを投入しました。コミュニケーションでは、引き続き田村正和さんを起用し、「ビールと間違えるほどのうまさ」を、年間10000GRPを超えるTVCMをはじめ、各種媒体で訴求します。プロモーションでは、年初より10万名様に12本パックプレゼントのオープンキャンペーンを展開するほか、「ビールと間違えるほどのうまさ」を実感していただくために、350万本の大規模サンプリングを行います。


<サッポロ ドラフトワン>
 中味のブラッシュアップに加えて、パッケージ&コミュニケーションを一新し、改めて本来の価値を訴求することで、お客様の満足度を高めていきます。昨年12月リニューアルした商品では、「ビールよりスッキリが欲しい」をキャッチコピーに、原材料の配合比率を最適化することで、さらにスッキリした飲みやすさを強化しました。また、新パッケージでは新ジャンルのパイオニアである先進性を表現し、コミュニケーションでは、新キャラクター「千原ジュニア」さんを起用して、ドラフトワンの本質である「スッキリ」を訴求します。
<北海道生搾りみがき麦>
発売9年目を迎える「生搾りみがき麦」は、本商品がもつ本来の価値・強みを訴求し、特に、現在ご愛飲頂いているお客様との絆強化を目指したマーケティングを展開します。
<業務用市場への取り組み>
 お客様に「おいしさ」、「安全・安心」をお届けするために、飲食店様に今以上に当社のこだわりをご理解頂けるようコミュニケーション強化に努め、「生はサッポロ」というブランド確立を目指します。また、「相談するならサッポロビール」をキャッチフレーズに飲食店様の経営から運営に関する全てに対して最適なサポートを行います。

<2009年 サッポロビール売上目標> 
黒ラベル     2,050万函  95.1%
ヱビス計     1,200万函 110.9%
ビール合計   3,440万函  97.0%
発泡酒合計     400万函  69.3%
新ジャンル合計 1,960万函 130.1%
総合計      5,800万函 103.0%


※本目標は、国内での売上目標です。

ワイン洋酒事業
 輸入ワインでは、[イエローテイル]「ベリンジャー」「ラ・キュベ・ミティーク」のブランド力強化を継続して行います。また、昨年再投入したチリワイン「サンタリタ」が順調に拡大しており、今一層の強化を図ります。更に、伸長するスパークリングワイン市場、中高価格帯市場での提案強化、好調なスペインワイン市場の拡大を目指し、全体で前年比100%を目標とします。洋酒では、コニャック「フラパン」、リキュール「リゼットクレームドカシス」などの輸入洋酒の販路の拡大に取り組んでいきます。
国産ワインでは、「安全・安心」志向に支えられた酸化防止剤無添加ワイン市場が更に拡大することを予想しており、引き続き積極的なマーケティングを展開していきます。また、国産プレミアムワイン「グランポレール」のブランド力強化を図ります。
・[イエローテイル]             170千函(前年比  108%)
・「ベリンジャー」              44千函(前年比  102%)
・「ラ・キュべ・ミティーク」         32千函(前年比  107%)
・「サンタリタ」               20千函(前年比  167%)
・「酸化防止剤無添加ワイン」合計      325千函(前年比  130%)
・「グランポレール」シリーズ         12千函(前年比  109%)

焼酎事業
 昨年に引き続き、全社に一貫する原料へのこだわりを訴求し続けながら、商品ポートフォリオを変化させていき、甲類主体の現状から乙類と混和(差別化原料焼酎)へのシフトを図ります。また、市場の特徴である地域性の違いに対応した、より効果的なマーケティングを促進していきます。乙類では「本場の蔵元の技術・こだわりの国産原料100%」を追求し、高付加価値商品を提案していきます。混和は新しい原料を使用し、話題性とおいしさを合わせ持つ商品により、新たな市場を創造していきます。甲類ではトライアングルブランドの新しい飲み方を提案していきます。これらを合わせ、焼酎事業では前年比97%の107億円の売上を目指します。

・当社売上高       107億円(前年比  97%)
・販売函数      2,578千函(前年比  94%)
・トライアングル計    342千函(前年比  88%) 
       和ら麦    62千函(前年比 127%) 
      からり芋    74千函(前年比 132%) 
       つんと    25千函(前年比 227%)
以上

(注)本リリースの函数の単位について
・ビール・発泡酒・新ジャンル 大びん換算(633ml×20本)
・国産ワイン   (720ml×12本)
・輸入ワイン   (750ml×12本)
・洋酒      (720ml×12本)
・焼酎      (720ml×12本)




















以上

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