ホーム > 会社情報 > 研究開発 > 価値創造フロンティア研究所 > ビールならではの喉が感じるおいしさを計測。医療分野からも注目を集める「喉ごしセンサー」

3種のセンサーを組み合わせることによって「喉ごし」を科学的に解析

医学会からも注目を集めています。
味や香りはもちろん、グラスに注いだときの泡だつ音や、それぞれに個性を持った色あいなど、ビールはまさに五感で楽しめるお酒です。そして“触感”の魅力の代表的なものが、ごくごくと飲める独特の“喉ごし”。しかし喉ごしの中にも、ビールのタイプによって軽快なものもあれば、ゆったり味わうのに最適な重厚なものもあり、そうした違いの数値化に取り組んだのがサッポロビール価値創造フロンティア研究所の先端技術開発グループです。
研究チームは今回、医療の観点から嚥下(えんげ/食べ物などの飲み下し)の研究を行ってきた、新潟大学・林豊彦教授と共同でシステムの開発を推進。ビールを飲みこむときに喉で起きる変化を、喉仏や喉の筋肉の動きに注目して、3種類のセンサーで計測する「喉ごしセンサー」の完成に至りました。3つのセンサーはそれぞれ、以下のような機能を果たしています。
ごくごく飲む時の喉仏の上下動が速く、音の周期が短く、筋肉の動きが小さいほど喉ごしが軽いと推察され、各種ビールや発泡酒、ドラフトワンなどを使った官能評価との比較でも評価はほぼ一致することが確認されました。
ビールのおいしさを客観的に測るために開発した喉ごしセンサーですが、喉の反射神経の衰えによる高齢者の誤嚥に悩む医療関係者からも多くの注目を集めています。