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外食トピックス

1月のスーパー売上高、既存店ベースでは4ヶ月連続で前年を下回る

日本チェーンストア協会は、会員企業 58 社・ 10,481 店舗を対象にした平成 31 年 1 月度チェーンストア販売統計を発表。食料品は相場安もあり農産品が苦戦、衣料品も伸び悩んだ。住関品はまずまずの動きだったが、総販売額は、 1 兆 878 億 5483 万円で、店舗調整後前年同月比 96.6 %と 4 ヶ月連続でマイナスとなった。

部門別では、食料品が 7067 億 3983 万円 ( 店舗調整後前年同月比 96.2 % ) 、衣料品が 830 億 4763 万円 ( 同 88.3 % ) 、日用雑貨品などの住関品が 2252 億 1334 万円 ( 同 100.6 % ) 、サービスが 26 億 4730 万円 ( 同 98.1 % ) 、その他が 702 億 673 万円 ( 同 100.1 % ) であった。

なお、商品別の食料品関連の動きは以下の通り。

農産品は、玉ねぎ、さつまいも、ブロッコリー、里芋、まいたけなどの動きは良かったが、白菜、キャベツ、大根、長ねぎ、きのこ類などの動きは鈍かった。果物では、いちご、みかん、りんご、ぶどう、アボカド、レモンなどが好調だったが、干し柿などの動きは鈍かった。

畜産品は、牛肉、豚肉、鶏肉ともに動きは良かった。鶏卵の動きは鈍かったが、ハム・ソーセージはまずまずの動きだった。

水産品は、刺身の盛り合わせ、マグロ、かつお、サーモン、たらこ・明太子、しらすなどは堅調だったが、たこ、牡蠣、かに、切り身、うなぎ、塩さば、干物などは不調だった。

惣菜は、温惣菜では揚げ物、焼き物などの動きは良かったものの、中華、焼き鳥などの動きは鈍かった。要冷惣菜は和・洋惣菜ともに好調。弁当、寿司の動きも良かった。

その他食品は、乳酸菌飲料、乳製品、飲料、缶詰、食用油、漬物、納豆、カニカマ、味噌、菓子パン、和・洋菓子などは好調だったが、米、鍋物関連、水物、麺類、スープ類、酒類、アイスクリーム、調味料、冷凍食品、チョコレートなどの動きは鈍かった。

記事配信/外食ドットビズ(2019/02/25)
制作協力/外食ドットビズ

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