サッポロビールは、ビールの製造に必要とする原料・資材だけでなく、事務所で使う事務用品においても、環境負荷の少ない商品を購入する『グリーン調達』を実施しています。ひとつひとつは小さいことかもしれないけれど、優しい心がけを積み重ねれば、結果として環境を守るという大きな効果を生み出すのです。
「環境保全に関する基本方針」に基づき、環境負荷の少ない製品の購入に努めています。2000年12月には「グリーン調達基本方針」を制定し、環境負荷のより少ない原料・資材や商品を優先して購入。また、環境保全に積極的な企業への配慮などを盛り込みました。さらに、2001年2月には具体的な運用基準として「グリーン調達ガイドライン」を制定し、グリーン調達を推進しています。
サッポロビールは、「グリーン調達基本方針」を社内外に徹底させ、実効性あるものとするために、下記のポスターを作成して全国の事業所に掲出しています。
- 「環境汚染物質等の削減」
環境を破壊したり、人の健康に被害を与えるような物質の使用および放出が可能な限り抑えられていること。 - 「省エネルギー・省資源」
資源やエネルギーの消費が少ないこと。 - 「持続可能な資源利用」
枯渇性資源の使用抑制ならびに再生可能資源の有効利用に配慮していること。 - 「長期使用可能」
修理や部品交換の容易性、保守・修理サービス期間の長さなど長期間使用可能なもの。 - 「再使用可能」
そのままの形状で、同じ用途に繰り返し使用可能なもの。 - 「再資源化可能」
リサイクルし易い素材を使用しており、素材ごとの分離・分解・分別が容易なこと。 - 「再生素材等の利用」
再生された素材や再使用された部品を多く利用していること。 - 「処理・処分の容易性」
廃棄されるときに処理や処分が容易なこと。 - 「事業者の取組みへの配慮」
環境保全に積極的な事業者により製造・販売されたもの。 - 「環境情報の入手・活用」
製品や製造・販売事業者に関する環境情報を積極的に入手・活用する。
グリーン購入ネットワークのガイドラインに当社独自の基準を加え、対象とした13項目※にわたって、全事業所で環境配慮型製品の優先購入を進めています。
※グリーン調達ガイドラインの対象13項目
●紙類 ●冷蔵機器(ショーケース、飲料用自動販売機など) ●自動車類 ●設備関連 ●印刷物 ●ユニフォーム ●販促品
●文具・事務用品 ●オフィス家具 ●商品開発関連 ●照明器具 ●原料・資材 ●OA機器
1) |
文具・事務用品 |
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2) |
自動車 低公害車導入計画
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原料・資材・設備関連 |
サッポログループでは、2001年10月のサッポロビールでのインターネット発注システム「Biznet」導入以来、文具・事務用品のグリーン購入を推進しています。2004年にはサッポロ飲料が新たにこのシステムの利用を開始し、グループ7社144事業所で同システムを利用しました。
「Biznet」利用状況
| 2002年 | 2003年 | 2004年 | 前年比(%) | |
|---|---|---|---|---|
| 録商品数 | 377 | 509 | 509 | 100 |
| うちエコ商品数 | 201 | 372 | 378 | 102 |
| エコ購入金額比率(%) | 87 | 83 | 80 | 96 |
サッポロビールは、社会的責任の遂行と環境保全への取組みを、自社だけでなくサプライチェーン全体へ広げていくことが重要だと認識しています。この考えに基づいて、サプライヤーに対して、評価基準の一要素として活用するための「サプライヤー・アンケート」を実施しています。
このアンケートでは、「社会的責任項目」として、法令遵守や企業倫理に関する規程類の整備状況、安全で衛生的な職場環境の整備状況など10項目。また「環境への取組み項目」としてはISO14001の認証取得、省資源・省エネルギーおよびCO2排出量削減などの目標設定の有無など、環境マネジメントや環境負荷の低減に関わる12項目を設定しています。

