サッポロビール株式会社
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出来立てのうまさを求め続ける 鮮度・輸送

 

その1 鮮度「ビールの鮮度を保つ要因」

ビールの鮮度を保つ

ビールは、鮮度によって味が変化するデリケートな飲料です。そのため、ビールの新鮮さを保つことが重要になってきます。

時間

ビールは時間の経過と共に鮮度が落ち、香味の劣化が進みます。
ビールは新鮮なものほどおいしく、常においしいビールを飲むためには、新鮮なビールを売っているお店で買うことも1つの方法です。またお歳暮などでいただいたものを含め、賞味期限にとらわれずできるだけ早く召し上がることをおすすめします。保存の必要が生じたビールの良い保管場所は風通しの良い冷暗所です。

温度

ビールは温度が変わると香味変化が早まってしまいます。
一定の温度を保つことが品質管理へとつながります。

日光

ビールは日光に当たると、味や香りに変化が生じます。
これは主に紫外線によって、苦味成分の一部が分解して、ビール中の他成分と化合して日光臭と呼ばれる匂いをつくるからです。
日光だけでなく、蛍光灯に長時間当てたりした場合にも同じ現象がおこります。

衝撃

ビールへの衝撃は、成分のバランスが崩れ味に悪影響を及ぼします。
振動や衝撃を与えてからビールを注ぐと、泡っぽくなり注ぎにくくなります。例えばびんをひっくり返して元へ戻してから、すぐビールを注ぐと泡が多すぎてうまく注げません。普通は1分ほど待つとびんや缶の場合は落ち着きます。同じ理由で栓を「こんこん」と叩くのは禁物です。ビール中にとけこんでいる炭酸ガスが分離しやすくなるためです。炭酸ガスのバランスが崩れると味に悪影響を及ぼします。

酸素

空気は酸化を進め、味や香りを変化(劣化)させるビールの敵です。しかし、残念ながらビールの中には微量ながら空気(酸素)が含まれてしまいます。最近はビール中の全酸素量の減少による酸化防止策の技術の進歩により、この全酸素量がPPM(100万分の1の単位)からPPB(10億分の1の単位)になるように厳重に管理されています。

缶へのビールの充填

その2 取り組み「サッポロビールの取り組み」

定温輸送車

工場からの配送の温度管理のために平成9年から庫内に断熱材を貼り込み、かつ補助冷凍機を搭載することで、庫内の温度を一定に保つ「定温輸送車」の導入を開始し、さらに平成10年から振動による品質劣化を防ぐためのエアサスペンション(振動吸収機能)を装備した定温輸送車の導入を行っています。

サッポロ品質シートの開発

ビールがお客様の手に届くまでには卸から酒販店への配送があり、飲食店で飲まれるまでには酒販店から飲食店への配送があります。それらの過程においても品質管理の重要性は同じであり、卸までの配送時に温度管理が出来ていてもその先まで管理されていなければ品質劣化は避けられません。温度管理と共に日光臭のもととなる日差しを遮ることも品質保持上、大変重要な事となっています。
サッポロビールは、ロジスティクス事業部(現SCM部)、機器・包装開発センター、東レ(株)、岸工業(株)と共同で、「サッポロ品質シート」を開発し、卸、酒販店に斡旋することにより、お客様の手に届くまで直射日光を防ぐとともに、ビールの異常高温を防止するよう働きかけています。

定温輸送車

プロが教えるちょっとコラム

夏場の高温期にも寒冷地にも対応する品質シート

品質シートは帆布の表側に熱線反射セラミックを配合し、裏側に熱線反射アルミを使用することにより表面で太陽光の熱線を反射し、裏面でビールの冷気を閉じ込めることで断熱性を高めています。これにより、夏場の30℃を超える高温期にもビールの品質を維持した輸送が出来るばかりでなく、寒冷地においても保温の一助とし、従来トラック同様の荷くずれ防止の役割も果たしています。
更に、寒冷地向けには、「サッポロ品質シート フリーズガード」も開発し氷点下におけるビール輸送の更なる品質向上へと研究を進めております。

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製造・輸送

大麦のもつ力を最大限引き出す 製麦

麦芽の粉砕から糖化まで 仕込1

麦汁のろ過・煮沸・冷却 仕込2

味がほぼ決まる 発酵・熟成・ろ過

製品化の最終工程 パッケージング

品質を管理・向上させる 製品・官能検査

出来立てのうまさを求め続ける 鮮度・輸送

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