
黒川雅之

- 建築家でデザイナー。デザイン関連のプラットフォームである、デザイントープも持っている。デザイン領域の理論家でもあり、作家でもあり、教育者でもあって、自分の作品を製造販売する企業も経営している。
サッポロ生ビール黒ラベル・・・なにせ缶のデザインがいいよね。○と☆がキリッとしている。何でもそうだけど一番いやなのが違和感というやつだ。サッポロ生ビール黒ラベルの味はすっと僕の感性に馴染んで、僕の細胞の隅々に染み渡る。この感覚がいいな。これはなかなか無い感覚だね。こういうのって生理的な問題だよ。理屈じゃないんだ。こんな女がいたらいいな。すっと僕の細胞に入ってくる、そんな感じの女に出会いたいな。ビールは細胞液だと思うよ。水じゃないしお酒でもない。カラダに染み渡るんだから細胞液だ。細胞の隅々に染み渡って僕の身体を通り過ぎる。僕の身体にすっと染み渡って、すっと抜けていく。この感覚がサッポロ生ビール黒ラベルの醍醐味だ。
感動は結局のところ、身体感覚なのだと思う。知性という感覚の表層じゃない、深層で感じる事なのだ。生まれたばかりの子供は世界を舐めて知るというが人生の歓びもビールの歓びも舐めるように身体の芯の深いところに届いて、そこで感じるものなのだ。
これが進化の黒ラベルの醍醐味だろう。進化は深化だ。













