

最近一緒に仕事をしたある舞台演出家、彼は大人でしたね。日本のミュージックシーンを代表する有名アーティストたちが大変な信頼をおいている演出家なのですが、穏やかで、腕の良いスタッフをいつも連れてきてチームをまとめるのが上手い。そしてなんといっても絶対に遅刻をしないのです。忙しいはずなのに、どうして遅れないのか聞いてみたところ、「遅刻して『すみません』から入ったら、その後ずっと弱い立場になっちゃって良い仕事ができない。引け目を感じたら対等に戦えないから」とのこと。遅刻しないなんて凄く地味に聞こえるけれど、そういう積み重ねがアーティストたちを安心させ、「あの人ならば」という大きな信頼につながっているのだと思います。かっこいいです。

今は月の半分、仕事で中国にいるのですが、やっぱり和食っていいなと改めて思いますね。特に関西の、なんてことない居酒屋で出る“突き出し”が最高。芋の煮っころがしや魚のあら煮など、関西のお袋の味は本当に旨い。そしてそこに黒ラベルがあれば最高!和食と特に相性が良い黒ラベルを飲むと、ああ日本に帰ってきたなぁって、毎回ほっとします。
鎌田俊哉

- 音楽プロデューサー。近藤真彦、少年隊、SMAP、嵐、KAT-TUN、Hey! Say! JUMPなど、ジャニーズ事務所のCD、ミュージカル、CMなどすべての音楽制作にかかわっている。ほかにもKiroro、Misia、Char、Deen、など多くのアーティストをプロデュース。日本で最も多くの音楽を制作し続けるプロデューサーである。

子供は自由と自分勝手の違いが判らないが、大人はそれを理解している。自由は責任というバックボーンがあってこそ成り立つことを知っている。
しかし、ただそれだけではまだまだ半人前の大人でしかない。そこに正義感がプラスされてこそ本当の大人である。
大人とは、本当の意味で「正義感を持っている人」である。なにが正しく、何が間違っているのか? それを知り、正しいことを貫く勇気と行動力のある者が大人である。自分をごまかして、長いものに巻かれたり大樹の陰に寄り、私欲に流れてはいけない。
大人は正義感を持ち、時として自分自身の不利益になることもいとわないものだ。

まずはグラスを用意する。
美味しいビールはグラスに注いで飲むべきだ。
グラスに注がなければ美しいビールの色や泡立ちが楽しめない。缶や瓶の中には泡は立っていないのだから、直接飲んでしまうとクリーミーな泡の感触も味わうことができない。ホップやモルトの香りも、ほとんど感じない。炭酸の刺激もあまりにダイレクトすぎて飲み疲れるし、良いことは一つもない。
黒ラベルこそ、グラスに注いで飲むべきだ。
藤原ヒロユキ

- 1958年大阪生まれ。大阪教育大学美術学科を卒業後、中学校教諭を経てフリーのイラストレーターに。趣味が高じ、ビールの勉強を始め、『知識ゼロからのビール入門』(幻冬舎)など6冊のビール関連書籍を執筆。国際ビア・ジャッジ、日本ビアジャーナリスト協会会長。











