

自分の母が私を生んだ年齢を超えた時。私が10歳の頃に読んで憧れた『アンネの日記』のアンネのお母さんの年齢に近づいた時に、大人に少し触れた感じがしました。子供の頃は、アンネのような、強くて賢い大人の女性になろうと思っていたのですが(笑)。
少女から女性になる、年をとってゆくという 時間の流れも、私の創作意欲を刺激してくれる要素のひとつです。
私は作品に、その場での“時間”を書きとめたいんです。私の過去の時間(作品)が、いま、他の誰かの時間と空間に存在し、繋がっていることに喜びを感じますね。

旅へ行くときに、黒ラベルがあると楽しそうですね。旅と言ってもそのスタイルは様々で、読んでいる本の世界へ想いを巡らせる旅や、自分自身の心の中へ内面を探る旅、そして色々な場所へ旅行することなどです。そのどんな旅にでも、その傍らに黒ラベルがあったら楽しいなと思います。
小林エリカ

- 1978年東京生まれ。「親愛なるキティたちへ」(リトルモア)、「わたしはミエロ」(web)など、著作多数。「kvina」の多彩な活動に加え、今春より、伝説の女性シンガー、Phewらとのコラボ企画「project UNDARK」を始動した。













