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ホーム > お店とエリア > 東北エリア(青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島) > 東北★応援サイト > 東日本大震災の津波で被災した閖上港に、震災前以上の賑わいが戻ってきた。 > ゆりあげ港朝市協同組合

2年前、仮設の市場を運営していたゆりあげ港朝市協同組合の櫻井広行理事長は、「当時は、一日も早く元の場所で営業したかった。しかし、震災直後は組合員の多くが被災していたため、商売を断念した組合員もいた。だが、残った組合員から、もう一度閖上で朝市を復活させたいとの声が上がり、市場の再生に弾みがついた。さらに、新たに朝市で商売をしてみたいという若い商店主も参加してくれたことが励みになりました」と、朝市オープンまでの苦悩を語る。「ニュースでゆりあげ港朝市のオープンを知り、すぐさま櫻井理事長に電話しました。すると、新参者の私を快く迎え入れてくれたんです。亡き父のためにも仙台では知名度のあった井筒青果店の名を絶やしたくないとの思いから、出店を即決しました。今は、この朝市に骨を埋める決意です」と、新たに、ゆりあげ朝市に参加した青果商を営む株式会社の井筒博基さん。一方、20年以上、ゆりあげ港朝市に南三陸町(旧志津川町)から通い続けて商売をしているウロコ水産の近藤より子さんは、「震災から3年たった今も、復興にはほど遠い。とっくに限界は超えていますよ。でもね、私たちが元気になれば、南三陸町の漁師も水産業に従事する人たちもきっとよくなるはず。そのために、今やれることを精一杯やっているだけ」と言う。津波で、自宅も作業場も津波ですべてを失った近藤さん自身の再建の目途は、未だにたっていない。それぞれの思いと事情という風を帆で受け止め、ゆりあげ港朝市は荒波の大海原に出帆したばかりだ。