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おいしい牛肉つくりは丈夫で健康な仔牛から始まる。鹿児島県伊佐市大口小川内 カミチク錦江ファーム 繁殖部課長 田之脇 久志氏

カミチクは牛の生産から販売まで一貫して取り組んでいます。肉牛を育てるための、仔牛の生産拠点の一つ大口育成牧場。そこでは牛がのびのびと育っています。仔牛は自然分娩で生まれ、母牛と一緒に牧草地でたくましく育ちます。牛づくりのためには丈夫で健康に育つ仔牛が欠かせないと語る田之脇氏。牧場での仔牛生産について、いろいろと教えていただきました。
Photo
Recipe

調理例<ローストビーフ>
牛のおしいさをダイレクトに味わうことができる調理法、ローストビーフ。肉の重量の1%の塩とコショウをまぶして、フライパンでよく焼き目をつけ、スチーム機能のあるオーブンで70度60分に設定してスチームします。ソースはスチームした際にでた肉汁と赤ワインを煮つめたものに、タマネギをすりおろしてから水分がなくなるまで炒めたものを加え、醤油とミリンで味を整えます。お好みで粒マスタードも添えてお召し上がり下さい。

Interview

この牧場の概略について教えてください。

大口育成牧場はもともと鹿児島県が運営していたのですが、2012年4月にカミチクが譲り受けました。ここでは220haの牧草地に、牛を放牧しています。スタッフは全部で12名おり、牧場の中の寮で生活しています。牧場では主に仔牛の生産を行っております。仔牛は生後6ヶ月まで飼育し、その後に肥育専門の酪農家に引き渡します。牛は基本的に牛舎ではなく屋外で年中過ごしています。のびのびとストレスの無い環境で育つので、健康な体を作ることができるのです。
牛は牧場で仔牛を自然分娩で出産し、自ら乳を与えて育てます。出産には通常人は立ち会いません。母親から母乳を与えられ、自然の中で健康で元気な牛に育つのです。仔牛は雨風を防げる専用の小屋があります。この小屋は入り口に工夫がされていて、仔牛しか入れないようになっています。

よい牛を育てるためにどんなことをしていますか?

牛を育てるためには、土つくり、草つくり、牛つくり、そして人つくりがとても大切です。
牛舎の床を発酵させた牛肥を牧草地に還元することで、土は肥沃になります。
草は単年性牧草の場合、秋に種を播き、ある程度芽を伸ばした状態で冬を越します。春になると牧草は一気に育ってきます。トウモロコシのような穀物よりも、牧草の方が牛の消化器官にはあっています。牛は、栄養豊かな牧草を食べることで、体を大きく丈夫に育てることができるのです。
牛肉の品質は、血統3割、そして人の手による管理が7割と言われています。品種改良はカミチクでも取り組んでいます。優良な種牛というのは、一頭所有しているだけで億万長者になれるほど貴重なものです。牛の血統は、しっかりと管理されていいます。

良い仔牛を育てるのに重要なことは何ですか?

仔牛時代にいかに餌をしっかり食べて、「胃袋をしっかり育てたか」がとても重要です。牛の下腹部が膨らんで張っていて、毛艶が良い仔牛が、大きく健康にそしておいしく育つのです。牛の胃は食べたものを、栄養に変えるにとても重要な働きをしています。そのためには一定量のエサを、生まれた時からしっかり食べてもらう必要があります。

今後の取り組みについて教えてください。

乳牛であるホルスタインに牛乳と仔牛を同時に生産させる乳肉一貫生産に取り組んでいます。母牛を妊娠させて、仔牛を産ませながら、妊娠期間も搾乳し牛乳を生産するというやり方です。エサ代を節約できるためにコスト競争力のある仔牛を生産できます。
今後も牧地の改良や新しい牛舎の建設などにも取り組んでいきます。

  • 取材班より

    牧場の見かけののんびりした印象と違い、牛を育てるためには地道な努力と技術が必要で、そのための工夫や改善について色々と語っていただきました。
    牧場の牛たちは、のびのびとリラックスして本当に表情豊かに見えました。

  • ヱビスビールについて一言

    牧場での生活は娯楽がとても少なく、仕事が終わってからビールを飲むことは最高の楽しみの一つです。ヱビスビールは、しっかりとした味わいで牛肉にも合うと思います。

  • 取材先について

    株式会社 カミチク http://www.kamichiku.co.jp