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ホーム > お店とエリア > 九州・沖縄エリア(福岡・長崎・佐賀・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄) > 博多祇園山笠 > インタビュー(黒葛川絢一 氏)

インタビュー

山笠の楽しさを
もっと伝えていきたい

舁き手/黒葛川つずらがわ 絢一じゅんいち

「博多祇園山笠」で山笠という山車を担ぐ人を「舁き手」と呼ぶ。その舁き手には階梯制度があり、それは手拭てのこいと呼ばれる頭に巻く手ぬぐいで識別されている。この階梯の始まりにあるのが、真っ赤な手拭の赤手拭あかてのこいである。この手拭は、いわば舁き手として山笠を舁くことを許された証なのである。

登場いただくのは、普段は地元でお花屋さんを営んでいる黒葛川つずらがわ絢一じゅんいちさんである。今の若者たちがどのように山笠と向き合っているのか?を伺ってみた。

― 小さいころからのご自身の山笠への関わり方をお聞かせください

我が家では祖父の代から参加しています。自分は生まれた時から参加しています。

― いまの役職と山笠での参加の仕方を教えてください。

いまは赤手拭になって5年目です。その前は若手として青の手拭でした。上には衛生えいせい取締とりしまりとあります。中学生の時から参加していますが、最初は山笠の後ろを走る見送りから徐々に山笠の舁き方を学んで今は、表の左肩二番棒鼻という一番目立つところを舁いています。

― 年間を通じての活動はどのような感じなのでしょうか?

役職のある若手は、1年中、月一回は会合があります。その会合は山だけでなく町内の他の行事についての場合もありますが、山は終わるとまずは反省会で来年に向けて始まり、年明けくらいから、本格的な山の話になります。

― 1年中、ほぼ山笠なのですね。赤手拭になって変わったことはなんですか?

若いうちから参加していたので、姿勢みたいなものは同じですが、仕事の量が一番変わりましたね。例えば、詰所を設営するのですが、その準備の前段階から参加したり、毎回の直会なおらい(打ち合わせ後の食事)の献立を考えたり、20名ほどいる若手のスケジュールの調整だったりといろんな仕事に携わるようになりました。

― それほどまでに忙しくして参加する山笠の魅力ってなんですか?

その祭りに懸ける熱さですかね。7月9日夕方に『お汐井しおいとり』と言って全員が法被姿で、締め込みをして、箱崎浜に向かうのですが、その締め込みをした時に『始まった!』とモードがパッと変わり熱くなりますね。逆に15日に追い山が終わり、詰所に戻り直会と呼ばれる打ち上げがあるのですが、その直会が終わった後、ようやく今年も終わったとホッとしますね。

― 山笠での嫌な思いとか、でもこれがあるからいいんだというところはどんなところですか?

学生時代が一番嫌でしたね。その頃は、町内からの重圧というのを必要以上に感じてしまっていて、それが嫌でした。でもその分、その後、責任感が強くなりました。ここに生まれたことからは、逃げ出せないかな、と(笑)。 もし山をしてなかったら、人との関わりが狭くなってしまっていたと思います。山に出ると、いろんな職種の人やいろんな年代の人と関われるのは、すごくいいですね。

― 準備の期間から、山の期間中も、毎回必ず直会があり、それが山笠の各流かくながれの結束を固める一つの特徴なのかと思うのですが、そのあたりのお話を伺ってもいいですか?

はい。直会は山の人たちが集まると必ずありますね。うちのながれは、打ち合わせの後の直会は、毎回20時くらいから始まり、だいたい24時くらいまで飲んだり食べたりとかなりの量のお酒と料理をいただきます。期間中は毎日お神酒に始まり、ビールへと移り、という感じです。そこから場合によっては朝までの長丁場になりますね。やはり祭りにビールが欠かせないですね。

― このあと、この山笠をどうしたいというのはありますか?

若い人にもっと参加して欲しいですね。だからこの山笠の楽しさをもっと伝えていきたいですね。山笠は日頃味わえないような熱さが体験出来る楽しくて熱い祭りなので、是非若い人も参加してください。と。

博多祇園山笠振興会 豊田侃也山大工 名越 康博人形師見習い 中村 弘峰舁き手 岡崎大地